- POSレジの売上分析機能の基礎知識
- POSレジの売上分析機能で何ができるか
- POSレジの売上分析機能のメリット
- POSレジの売上分析機能を最大限活用する方法
- 売上分析機能があるPOSレジ12選それぞれの特徴
POSレジはレジ機能しか無いように思われがちですが、その他にも、店舗運営において便利な機能が多く備わっています。
他の機能もうまく使いこなすことで、売上アップやサービスの質向上につなげることが可能です。
今回の記事では、POSレジに備わっている、売上管理・分析機能について詳しく解説した上で、売上管理・分析ができるPOSレジ12選を紹介しますので参考にしてください。
【はじめに】POSレジの売上管理・分析機能とは?どんなことができる?
売上管理・分析機能は、店舗運営において欠かせない機能です。従来のレジの場合、売上日報や現金出納表などの帳票は、手作業やその他のツールで入力しなければなりませんでした。
この場合、ミスが起きやすく、商品の売れ行きを時間帯ごとで把握したり、販売歩数をチェックしたりするのが難しいという問題があります。
これらの作業を、迅速かつ正確に行えるのが売上管理・分析機能です。日別・月別の売上個数や商品別の売上など、多角的に確認ができ、分析を行えます。さらに、これらのデータはリアルタイムで更新されていくので、 常に最新の情報を確認可能です。
売上管理・分析機能では、主に以下のようなことができます。
- 売上日報や現金出納表などの帳票作成
- 時間帯別・商品別の売上・販売個数の確認
- リアルタイムでの売上・販売個数の確認
- 日別・月別・年別での販売実績の確認
- 仕入・人件費などの経費入力・集計
- 顧客情報の管理 など
POSレジで売上管理をするメリットとは?
ここでは、POSレジで売上管理をするメリットを紹介していきます。POS レジで売上管理をするメリットは以下の5点です。
- お釣りミスの防止
- 売上データ分析から販促・マーケティングにつなげられる
- 会計ソフト連携で会計処理の効率アップ
- 複数店舗の売上を一元管理することができる
- インターネットさえあればどこにいてもリアルタイムで売上管理できる
お釣りミスの防止
店舗において、レジ締め作業は時間がとられる作業のひとつです。スムーズに金額が合えばいいですが、お金が合わないということはよくあります。その原因の多くはお釣りの渡し間違えやレジの打ち間違え・レジ締めの際の計算ミスなどです。
これらのミスは、従来のレジだと、どの部分でミスが起きたのか把握するのに時間がかかります。POSレジの場合、商品データを事前に登録するので、レジの打ち間違いを防ぐことが可能です。
また、自動精算機と連携しているPOSレジであれば、受け取った金額の数え間違いや、釣り銭の渡し間違いといったヒューマンエラーを防ぐことができます。そのため、レジ締め作業の時間も大幅に短縮可能です。
売上データ分析から販促・マーケティングにつなげられる
POSレジでは、商品データを事前に設定します。そのため、購入された商品の売上金・販売個数を簡単に確認することが可能です。また、時間別・曜日別・月別・年別など、多角的に売上分析を行えます。
分析した情報を基に、商品を入れ替えたりすることができ、キャンペーンやマーケティングにつなげることも可能です。
会計ソフト連携で会計処理の効率アップ
POSレジの多くは、会計ソフトと連携することが可能です。
銀行口座の入出金履歴やクレジットカードの明細から、自動でデータを取り込めるものもあり、仕訳のデータを一つずつ手入力する必要がなくなります。そのため、会計処理にかかる時間を大幅に短縮することが可能です。
会計ソフトとの連携させて、会計処理の効率をアップさせることで、人件費の削減にもつながります。
複数店舗の売上を一元管理することができる
複数店舗を展開している場合、従来のレジだと、各店舗の売り上げ状況はその店舗の責任者に連絡をして確認しなければなりませんでした。
POSレジであれば、複数店舗の売上を一元管理できるため、各店舗に連絡をして売上を確認する必要はありません。
また、数店舗の売り上げ状況だけではなく、在庫状況も確認することも可能です。
インターネットさえあればどこにいてもリアルタイムで売上管理できる
POSレジは、インターネットに接続されていれば、スマートフォンやタブレット端末などから、いつでもどこでもリアルタイムで売上管理をすることが可能です。
移動中やちょっとした隙間時間などでも売上を確認できるので、販売チャンスを逃さずに売上につなげることもできます。
売上管理・分析ができるPOSレジ12選を比較&紹介
ここでは、売上管理分析ができるPOSレジ12選を紹介していきます。それぞれのPOSレジの比較表も参考にしてください。
POSレジ名 | スマレジ | ユビレジ | POS+ | BCPOS | Airレジ | Square | リアレジ | STORESレジ |
問い合わせ | 問い合わせ | 問い合わせ | 問い合わせ | 問い合わせ | 問い合わせ | 問い合わせ | 問い合わせ | 問い合わせ |
総合評価 | 5.0 | 4.9 | 4.8 | 4.6 | 4.5 | 4.1 | 4.0 | 4.0 |
売上管理機能の特徴 | ・クラウド勤怠管理システム「スマレジタイムカード」と連携可能 ・時間軸/商品軸/取引軸で分析可能 | ・クラウド経由で本部から店舗の売上分析やメニューの切り替え・修正が可能。 | ・簡易的な損益計算書を出力可能 ・「POS+ owner(無料オプション)」でいつでもどこからでも売上や来店客数を把握可能。 | ・クラウド店舗本部管理システム「TenpoVisor」で商品マスタの一括配信などデータ管理が可能。 | ・売上集計・会計明細CSVのダウンロードが可能 | ・Squareアナリティクスで詳細な分析ができる ・商品情報をまとめてインポートして簡単に在庫管理ができる ・従業員のアクセス許可を設定可能 | ・熱烈月別売上のほか現金収支別消費税一覧などを確認できる ・売上明細画面伝票明細画面を集計可能 | ・アイテム別売上分析で商品単体やバリエーション単体乗り上げデータを閲覧可能 ・CSV形式でダウンロードできるため Excel などのツールを利用してより詳細な売上分析ができる |
売上集計の種類 | 日別 月別 時間帯別 時間帯グループ 曜日別 商品別 部門別 グループコード別 商品属性別 取引種別 販売員別 レジ端末別 客層別 店舗別 | 客層別 客グループ別 商品別 商品部門・バリエーション別 時間帯別 曜日別 商品別 指定期間別 | 商品別 店舗別 時間帯別 曜日別 決済種類別 など | 年代・性別 日別 時間帯別 担当者別 項目別 など | 時間別 日別 月別 年別 商品別 | 要お問合せ指定期間別 日別 曜日別 時間別 店舗別 商品別 カテゴリ別 | 日別 月別 部門別 商品別 など | 期間別 アイテム別 カテゴリ別 |
顧客管理 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
会計ソフト連携 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ✖︎ |
複数店舗管理 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ✖︎ |
EC連携機能 | 〇 | △(ユビレジAPIで連携できる可能性あり) | ✖︎ | 〇 | ✖︎ | 〇 | 〇 | 〇 |
スマレジ

- 「スマレジ・タイムカード」と連携で人件費を売上情報に追加できる
- 時間軸・商品軸で細かな分析が可能
- 販売員別・端末別などで分析することもできる
- シンプルな操作性
- リアルタイムで売上状況を確認できる
- 月額0円から利用可能
スマレジは数あるPOSレジの中でも圧倒的な人気があり、高機能でありながら低価格で導入可能です。通常のレジ機能の他にも、顧客管理機能や予算管理機能などが備わっています。
「スマレジ・タイムカード」と連携すれば、スタッフの勤怠記録をもとに自動計算された人件費を、売上情報に追加して表示することが可能です。これはPOSシステムと勤怠管理を提供しているスマレジだからこその機能でしょう。
■スマレジの製品情報
総合評価 | 5.0 |
対応する業種 | 飲食店、小売店など |
対応OS・端末 | iOS・iPadOS(iPhone・iPad) |
初期費用 | 112,780円〜 |
月額利用料 | スタンダード:月額0円(1店舗のみ) プレミアム:月額5,500円(1店舗につき) プレミアムプラス:8,800円(1店舗につき) フードビジネス:12,100円(1店舗につき) リテールビジネス:15,400円(1店舗につき) 機器サブスクプラン:月額26,400円 (自動釣銭機1台につき) ※サブスク導入サポート費用176,000円が別途発生 |
メーカー名 | 株式会社スマレジ |
\おすすめランキング1位/
ユビレジ

- 日別・商品別・客層別など多角的に分析ができる
- 複数店舗の売上・会計数のサマリーを確認可能
- バリエーションごとの集計ができる
- 売れ筋商品・死に筋商品の販売数推移を把握できる
- 複数店舗・個人店舗などあらゆる業態・規模で使用できる
- 飲食店向けの機能が充実している
様々な業種業態で利用可能
ユビレジの商品分析機能では、売れ筋商品・死に筋商品の販売数推移を簡単に把握することが可能です。そのため、飲食店であればメニューの見直し・変更、小売店などであれば販売商品の入れ替えに役立てることができます。
飲食店向けのハンディ機能や小売店向けの在庫管理機能など、各業種に適した機能が備わっているので、様々な業種・業態で使用可能です。
■ユビレジの製品情報
総合評価 | 4.9 |
対応する業種 | 飲食店・小売店など |
対応OS・端末 | iPadOS(iPad) |
初期費用 | 95,700円~ |
月額利用料 | 1ヶ月お試しプラン:月額0円 プレミアムプラン:月額6,900円~ ユビレジハンディ(飲食店向け):月額1,500円~ ユビレジ在庫管理:月額4,500円~ リースプラン:要問合せ レンタルプラン:初期費用0円 電話サポート月2,000円 ※導入後2ヶ月間は無料 |
メーカー名 | 株式会社ユビレジ |
POS+

- 売上や帳票状況をどこでもリアルタイムで確認可能
- 月・日・曜日単位での売上状況の確認ができる
- 簡易的な損益計算書出力可能
- S+のおすすめポイント
- それぞれの業種に特化したPOSレジを提供している
- 多言語対応している
- サポート体制が整っている
売上や帳票状況をいつでもどこでも確認可能
POS+は、小売店・飲食店・サロンに特化したPOSレジを提供しており、非常に多機能な POSレジです。売上や帳票状況は、いつでもどこでもリアルタイムで確認できます。また、簡易的な損益計算書を出力でき、店舗がどれだけ利益が出ているのかを、日毎の予実対比で収益と費用原価別に確認可能です。
導入前後のサポート体制も非常に充実しているので、安心して導入できるでしょう。
■POS+の製品情報
総合評価 | 4.8 |
対応する業種 | 飲食店・小売店・サロンなど |
対応OS・端末 | iPadOS(iPad) |
初期費用 | 400,000円程度 |
月額利用料 | 小売店:月額12,000円~ 飲食店:月額12,000円~ 飲食店(小規模店舗)月額6,000円~ 美容・サロン:月額12,000円~ |
メーカー名 | ポスタス株式会社 |
BCPOS

- クラウド店舗本部管理システム「TenpoVisor」追加で利便性向上
- 各店舗の売上をクラウド上で一元管理できる
- インターネット接続さえできればOK
- 複数のハードウェアから選択できる
- 40種類以上のキャッシュレス決済と連携できる
- 自動釣銭機と連携可能
売上情報や在庫情報を一元管理
BCPOSは複数のハードウェアを提供しており、周辺機器の選択肢が豊富です。キャッシュレス決済は40種類以上と連携でき、決済端末も複数あります。
クラウド店舗本部管理システム「TenpoVisor」では、売上情報や在庫情報を一元管理でき、店舗の情報を有効に共有・活用可能です。
また、自動釣銭機と連携できるので、お釣りの渡し間違えなどのヒューマンエラーも防ぐことができます。
■BCPOSの製品情報
総合評価 | 4.6 |
対応する業種 | 飲食店・小売店など |
対応OS・端末 | WindowsOS(Windows端末) |
初期費用 | 要問合せ 【初期導入費用例】 POSセット(黒)ハード一式 ・224,000円 POSソフトパッケージ ベーシックプラン 「基本システム」(初回5,000円×6か月分)(ソフトウェア保守+バージョンアップ費用を含む) ・30,000円 BCPOSハードウェア保守 ・18,000円 導入設置費(ハードの現地セッティング、ソフトのインストールをサポート ・51,000円 導入指導費(POSの現地操作説明・勉強会) ・75,000円 合計398,000円 |
月額利用料 | BCPOSベーシックプラン(基本システム) ・月額5,000円 BCPOSスタンダードプラン(基本システム+オプション×1) ・月額10,000円 BCPOSダブルプラン(基本システム+オプション×2) ・月額13,500円 BCPOSトリプルプラン(基本システム+オプション×3) ・月額16,000円 BCPOS追加オプション(3つ以上のオプションを追加する場合1オプションにつき) ・+月額4,000円 |
メーカー名 | 株式会社ビジコム |
Airレジ

- 売上・客数・在庫数を自動集計
- CSVデータをダウンロードできる
- iPad1台で手軽に売上情報を確認可能
- 0円で利用できる
- シンプルな操作性
- 会計ソフト連携で帳簿入力の手間削減
無料でもしっかりと分析ができる
Airレジはレジ機能が無料で利用でき、それだけではなく、売上分析も無料で行うことが可能です。シンプルな操作で、いつでもどこでも売上の確認ができます。
Airペイを同時に導入すれば、専用のカードリーダー1台でキャッシュレス決済に対応可能です。会計ソフトと連携すれば日々の売上データを自動集計できるので、帳簿入力の手間を大幅に削減できます。
Airレジの製品情報:
総合評価 | 4.5 |
対応する業種 | 飲食店・小売店など |
対応OS・端末 | iPadOS(iPad) |
初期費用 | 83,620円~ |
月額利用料 | 0円 |
メーカー名 | 株式会社リクルート |
Square

- リアルタイムで売上情報を把握可能
- 従業員へのアクセス許可を設定できる
- 情報はすべて専門のセキュリティ部門により安全に管理される
- 初期費用・POSレジ機能が無料
- 発生するのはキャッシュレス決済手数料のみ
- IOS・Android対応
店舗運営に役立つ機能が無料で使用可能
Squareは、POSレジ機能が無料で使用でき、発生するのはキャッシュレス決済手数料のみです。OSはiOSとAndroidに対応しており、様々なスマートフォン・タブレットで使用できます。
キャッシュレス決済は、クレジットカードや電子マネー・PayPay決済などに対応可能です。
また、店舗を運営するにあたって便利な機能が豊富で、商品情報をまとめてインポートすれば在庫管理が簡単にでき、従業員へのアクセス許可も設定できます。
■Squareの製品情報
総合評価 | 4.1 |
対応する業種 | 小売店、飲食店、美容・サロンなど |
対応OS・端末 | iPadOS(iPad) |
初期費用 | 無料※別途周辺機器費用Squareリーダー:7,980円 Squareスタンド:29,980円Squareターミナル (レシートプリンター内臓):46,980円 |
月額利用料 | フリー月額0円プラス月額6,000円プレミアム(要問合せ) |
メーカー名 | Square株式会社 |
リアレジ

- 全体日報、日別・月別売上を把握可能
- 商品ベストや部門別 ・ 商品別売上グラフも確認できる
- 売上明細画面・伝票明細画面を集計できる
- マルチOS対応
- 既に持っている端末を使用できる
- 従量課金プランがある
マルチOS対応の高機能POSレジ
リアレジは、マルチOS対応のため、さまざまなモバイル端末で使用可能です。既に持っている端末を使用できるので、導入コストを抑えることができます。
また、POSレジの料金プランとしては珍しい従量課金プランがあり、使った分だけ料金を支払えばいいので、休みが多い店舗などは無駄なコストを省くことができるのでおすすめです。
リアレジの製品情報
総合評価 | 4.0 |
対応する業種 | 飲食店・小売店など |
対応OS・端末 | Windows・iOS・Android(Windows・iOS・Android端末) |
初期費用 | Seav10F +周辺機器セット(タブレットPC・レシートプリンター・キャッシュドロア)の場合:234,300円 |
月額利用料 | 従量課金プラン:1明細1円定額プラン:月額3,800円 |
メーカー名 | 株式会社ビジコム |
STORESレジ

- 期間別で売上を確認できる
- 大小カテゴリごとの売上データを閲覧可能
- CSV 形式で売上データをダウンロードし詳細な売上分析が可能
- ネットショップと連動可能
- 連携できる周辺機器が豊富
- 店舗に合わせた決済手段を導入できる
今後はネットショップでの売上分析も可能に
STORESレジは月額0円から使用でき、初期費用もすでにiPadを持っている場合は不要です。ネットショップとの連携ができ、店舗とネットショップの在庫を共有することもできます。
現在は、店舗の売上分析のみですが、今後ネットショップの売上分析もできるようになる予定です。
また、キャッシュレス決済の導入にあたっては、カスタム決済手段の登録でどんな決済サービスにも対応できます。
■STORESレジの製品情報
総合評価 | 4.0 |
対応する業種 | 飲食店・小売店など |
対応OS・端末 | iPadOS(iPad) |
初期費用 | 0円 |
月額利用料 | フリープラン:無料 スタンダードプラン:月額2,178円 |
メーカー名 | STORES株式会社 |
Uレジ

- 売上数量ベスト50・ワースト50が自動算出される
- どの曜日にどのような客層が来店するか傾向を分析できる
- 売上・客数・客単価を曜日別にグラフ表示可能
- 多機能かつ低価格
- タブレット POS レジ売上シェアNo,1
- 各業種に特化した POS レジを提供
売れ筋商品を簡単に把握できる
Uレジでは、売上数量ベスト50・ワースト50を自動算出できるので、常に売れ筋を確認することが可能です。また、店舗売上を年単位で比較し、売上年計の推移をチャートで確認できます。
簡易PLや複数店舗の売上情報も把握できるので、 様々な視点から店舗の情報を分析することが可能です。 顧客管理オプションでは、 日報入力フォームの作成やRFM分析ができます。
■Uレジの製品情報
総合評価 | 3.9 |
対応する業種 | 飲食店・サロン・小売店・整体院など |
対応OS・端末 | iPadOS・iOS(iPad・iPhone) |
初期費用 | 【例】139,800円~(Androidタブレット、プリント内蔵型のキャッシュドロア、レジロール紙、アクセスポイント) 180,000円~(・iPad Wi-Fi 32GB・34,800円、キャッシュドロワ・13,500円、レシートプリンタ・36,900円、アクセスポイント・17,500円、その他初期導入費用 ・65,000円) |
月額利用料 | 9,980円~ |
メーカー名 | 株式会社USEN |
Loyverse POS

- 売れ筋商品を把握することで正しく入荷商品の判断ができる
- レジ締め後に現金有高の過不足を確認でき、従業員の操作記録を追跡可能
- 売上の増減を日・週・月ごとに追跡可能
- iOS・Android対応
- 世界170カ国以上で使用されている
- 無料で POS レジ機能を使用できる
世界中で使用されている高機能POSレジ
Loyverse POS は、スマートフォン・タブレット上で動作するモバイル POS レジアプリです。世界170カ国以上で使用されており、レジ機能は無料で使用することができます。
無料で使用できるLoyverseダッシュボードでは、いつでもどこでもスマートフォンから直接店舗の売上を分析でき、在庫を管理可能です。 また、商品別売上分析では、人気商品・平均的商品・平均以下の商品を特定することができます。
■Loyverse POSの製品情報
総合評価 | 3.8 |
対応する業種 | 飲食店・小売店など、 |
対応OS・端末 | iOS・Android(iOS・Android端末) |
初期費用 | 0円~ |
月額利用料 | Loyverse POSレジ:無料 Loyverse Dashboard(ダッシュボード):無料Loyverse KDS(キッチンディスプレイシステム):無料Loyverse CDS(カスタマーディスプレイ):無料 従業員管理:月額4,000円 高度な在庫管理:月額4,000円 システム連携:月額900円 Loyverse の初期セットアップ、及び各種周辺機:40,000円 トレーニング:40,000円 商品マスターの登録、移行:10,000円(100商品) |
メーカー名 | Loyverse |
CASHIER POS

- 店舗のあらゆるデータをリアルタイムで把握可能
- 店舗別・販売チャネル別など詳細な分析ができる
- 取引履歴一覧・入出金履歴も確認可能
- シンプルかつ高機能
- セルフレジとしても運用可能
- レンタルプランの場合は初期費用不要
店舗のあらゆる業務を一元管理できる
CASHIER POSは、1店舗から複数店舗の大規模まで対応できるPOSレジです。店舗のあらゆる業務の一元管理が可能で、データ管理・運営を効率化できます。
飲食店の機能が充実しており、ハンディオーダー・テーブルオーダー・テイクアウト・注文管理などの機能を使用することが可能です。
また、デジタル化時代に適したモバイルセルフレジなどの店舗運営も実現できます。売上分析機能では、店舗の様々なデータをリアルタイムで把握可能です。
■CASHIER POSの製品情報
総合評価 | 3.7 |
対応する業種 | 飲食店・小売店など |
対応OS・端末 | Android(Android端末) |
初期費用 | 79,800円~(レンタルプランの場合は初期費用0円) |
月額利用料 | スタータープラン:月額0円 プロフェッショナルプラン:月額4,400円 モバイルオーダープラン:初期費用・ハードウェア費用0円、月額3,000円 本体を初期費用0円でレンタルする場合:月額8,400円 |
メーカー名 | 株式会社ユニタイム |
sterapackPOS

- 店舗の売上・在庫状況をリアルタイムで把握できる
- 販売動向を自動集計
- 複数店舗管理可能
- 初期費用0円
- 集客・販促アプリ「おみせポケット」と連携可能
- ステラマーケットで様々な機能を追加できる
しっかり分析できるオールインワンPOS端末
sterapackPOSは、初期費用0円で利用できるオールインワンPOS端末です。従来別々だったPOSレジ端末・キャッシュレス決済端末・レシートプリンターが一体となっているため、非常にコンパクトで省スペース化できます。
売上や商品の販売動向などをリアルタイムに自動集計でき、ダッシュボード・レポートは、カスタマイズが可能です。販売実績と連動して商品在庫も更新されます。
■sterapackPOSの製品情報
総合評価 | 3.6 |
対応する業種 | 飲食店・小売店など |
対応OS・端末 | sterapack専用端末 |
初期費用 | 0円 |
月額利用料 | 9,900円(税込) |
メーカー名 | SMBC GMO PAYMENT株式会社 |
POSレジの売上データ分析方法・フレームワーク
ここでは、POSレジの売上データ分析方法・フレームワークについて、詳しく解説していきます。
因数分解
POSレジの売上分析の中でも、比較的分析を行いやすいのが因数分解です。分析方法としては、売上の構成要素を細分化した上で、さらに深掘りし、売上減少・増加の原因を探ります。
たとえば、ある商品の売上が減少している場合、「売上=販売数×単価」で売上を因数分解できます。
また、販売数は以下のように複数の要素で分解することが可能です。
- 顧客Aに対する販売数+顧客Bに対する販売数+顧客Cに対する販売数
- 販売担当者Aの販売数+販売担当者Bの販売数+販売担当者Cの販売数
- 商品Aの販売数+商品Bの販売数+商品Cの販売数
このように、複数の要素で因数分解することで「どの分野で販売数が落ちているか」を把握しやすくなります。
バスケット分析
顧客の購買履歴をデータ分析し、購買傾向から得た情報を活かして売上につなげるのが、バスケット分析です。これには、販売情報が必要なため、POSレジの顧客管理機能が欠かせません。
バスケット分析は、小売店やECサイト運営に非常に役立ち、顧客がレジに入れた中身をマーケティングデータとして解析します。
買い物かご一つを単位として、併売商品(どの商品とどの商品が一緒に買われたか)を調べ、傾向を見出していくことが可能です。
ABC分析
ABC分析とは、商品を売上に対する貢献度でグループ分けする手法です。
まず、商品を売上額が高い順に並べ、累計売上金額の割合が70%以下の商品をA群とします。さらに、71%~90%の商品をB群・91~100%をC群とすることで、売れ筋商品を明確化することが可能です。
これにより、店舗に対する貢献度が低い商品を排除でき、新たな商品を取り扱うなどの判断をすることができます。
また、売上に対する貢献度によって顧客を分類することで、効率的な販売を行うことが可能です。
アソシエーション分析
アソシエーション分析は、主に商品同士の関連性を見つける際に行う分析手法です。
有名な事例としては、「おむつとビール」の例があります。おむつとビールがセットで買われることが多い場合、「おむつの買い物を頼まれた夫は、そのついでにビールも購入する」という関連性を見出すことが可能です。
このように、商品同士の関連性を見出すことができれば、新たな施策を講じることができます。
まとめ
POSレジの売上分析は、店舗運営において非常に重要です。うまく分析を行い、店舗運営に活かすことで、店舗の売上アップにつなげることができます。
POSレジで売上管理・分析を行う際は、今回の記事の内容を参考にしてください。また、これからPOSレジを導入する方は、今回の記事で紹介したPOSレジの中から選ぶといいでしょう。
