POSレジはレジ機能しかないように思われがちですが、売上分析機能や顧客管理機能など、様々な機能が備わっています。
在庫管理機能は、小売店やアパレル店などにとって非常に重要な機能です。商品の入出荷を正確に管理でき、棚卸やECサイトとの在庫連携などができるため、業務効率が大幅にアップします。
今回の記事では、 POS レジの在庫管理について解説した上で、在庫管理ができるPOSレジ12選を紹介しますので、導入する際の参考にしてください。
本記事では、POSレジの予約管理機能について解説しています。その前にPOSレジの基礎知識についておさらいしたい方は、下記の記事をご覧ください。

【はじめに】POSレジの在庫管理とは?どんなことができる?
POSレジでは、店舗だけではなくバックヤードや外出先でも、インターネット環境さえあれば在庫管理を行うことが可能です。機能はメーカーによって異なりますが、 主に棚卸や発注・入庫・出荷管理などが行えます。複数店舗を展開している店舗の場合は、店舗間移動機能が役立つでしょう。
ここでは、 POS レジの在庫管理機能でできることを紹介しますので、参考にしてください。 POS レジの在庫管理でできることは、主に以下の5つです。
- 店頭、倉庫、ECサイトを連動、在庫状況がリアルタイム管理機能
- バーコードリーダーを使った棚卸機能
- 発注、入荷、出荷管理機能
- 店舗間移動機能
- 在庫変動履歴機能
①店頭、倉庫、ECサイトを連動、在庫状況がリアルタイム管理機能
POS レジの在庫管理機能では、店頭・倉庫・ECサイトの在庫を連携可能です。在庫状況はリアルタイムで反映されるため、最新の情報をすぐに確認できます。
また、クラウド上でデータを管理している POS レジの場合、iPadなどでいつでもどこでも在庫状況を確認可能です。
②バーコードリーダーを使った棚卸機能
バーコードリーダーやiPadなどを使用して、棚卸を行うこともできます。これにより、棚卸業務を大幅に効率化することが可能です。
メーカーによって対応している棚卸方法は異なり、予定数に対して実測値を入力するタイプや。一点ずつスキャンするタイプがあります。
③発注、入荷、出荷管理機能
発注情報を登録すれば、入荷担当者に、どの商品がいつ頃入荷するのかを伝えることが可能です。
また、入荷予定商品の情報や出荷する商品の出荷情報を登録することもできます。過去の入出荷一覧も確認可能です。これにより、入出荷時のミスを軽減できます。
④店舗間移動機能
複数店舗を展開している店舗の場合、店舗間で在庫を移動することが可能です。他店舗に出庫依頼・出庫登録を行い、入庫する店舗では入庫予定に基づいて検品を行います。メーカーによっては、iPadやiPod touchで行うことも可能です。
⑤在庫変動履歴機能
商品の過去の在庫変動履歴を追跡できます。 現状の在庫数だけではなく、特定の商品をいつ仕入れて・どの店舗で保管され・いつ売れたのかという履歴を把握可能です。
また、棚卸しの際に、理論値と実在値に差異が生じた場合でも、素早く原因を特定することができます。
在庫管理ができるPOSレジ12選を紹介
製品名 | スマレジ | Square | POS+ | Airレジ | BCPOS | ユビレジ | リアレジ | STORESレジ | Uレジ STORE | Loyverse POS | Orange POS | SPIRE POS |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
総合評価 | 5.0 | 4.9 | 4.8 | 4.6 | 4.5 | 4.1 | 4.0 | 4.0 | 3.9 | 3.8 | 3.7 | 3.6 |
問い合わせ | 問い合わせ | 問い合わせ | 問い合わせ | 問い合わせ | 問い合わせ | 問い合わせ | 問い合わせ | 問い合わせ | 問い合わせ | 問い合わせ | 問い合わせ | 問い合わせ |
メーカー名 | 株式会社スマレジ | Square株式会社 | ポスタス株式会社 | 株式会社リクルート | 株式会社ビジコム | 株式会社ユビレジ | 株式会社ビジコム | STORES株式会社 | 株式会社USEN | 合同会社エムシーテクノロジーズ | 株式会社エスキュービズム | フィーリックス株式会社 |
在庫管理機能の特徴 | 各 EC サイトの情報を一元管理可能。 | 無料で使用できる。いつでもどこでも在庫管理が可能。 | iPadのみで入荷や棚卸作業を行える。 | 在庫通知数をあらかじめ設定しておけば会計処理と連動して商品が在庫切れになった時に通知してくれる。 | 仕入れや店舗間での移動処理を販売画面から簡単に行える。 | iPad・iPhoneで発注・在庫管理を行える。 | 在庫数や在庫金額をすぐに確認可能。 | 店舗・ネットショップそれぞれ分けて在庫管理できる。在庫共有設定も可能。 | iPadで入荷・出荷、月次在庫高などを確認できる。 | 在庫のコストと洗剤利益についてレポートを表示できる。 | 在庫調整や出庫伝票作成ができる。 | 在庫振替機能で一つの在庫を複数に分割したり複数の在庫を一つにまとめたりできる。 滞留在庫を確認可能。 |
棚卸機能 | 〇 | 〇 | 〇 | × | 〇 | × | × | × | 〇 | 〇 | × | 〇 |
在庫履歴 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
複数店舗在庫連携 | 〇 | 〇 | 〇 | × | 〇 | 〇 | 〇 | × | 〇 | 〇 | × | 〇 |
発注入荷出荷機能 | 〇 | 〇 | 〇 | × | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
EC連携機能 | 〇 | 〇 | × | × | 〇 | × | × | 〇 | × | 〇 | 〇 | 〇 |
スマレジ

- 在庫変動履歴や過去に発生したロス履歴を検索・一覧表示可能
- 棚卸時に簡易メモに棚番を記録できる
- 発注情報を登録して入荷担当者にいつ頃・どういう商品が入荷するのかを通知可能
- シンプルな設計で操作性に優れている
- リアルタイムで売上状況を確認可能
- 月額0円で利用できる
スマレジはシンプルな設計で操作性に優れており、iPadで直感的に操作することが可能です。
売上情報や在庫情報をリアルタイムで把握でき、在庫変動履歴が過去に発生したロス履歴を検索・一覧表示できます。
また、 簡易棚番記録機能が備わっており、棚卸実施時にメモに棚番を記録することが可能です。 その他、発注情報を登録して、入荷担当者にいつ頃どのような商品が入荷するのかを通知することができます。
■スマレジの製品情報
総合評価 | 5.0 |
対応する業種 | 飲食店・小売店など |
対応OS・端末 | iPad・iPhone・iPodtouch(iOS) |
初期費用 | iPad+スタンダードプラン=0円~(iPad別途購入の場合) |
月額利用料 | スタンダード:月額0円(1店舗のみ) プレミアム:月額5,500円(1店舗につき) プレミアムプラス:月額8,800円(1店舗につき) フードビジネス:月額12,100円(1店舗につき) リテールビジネス:月額15,400円(1店舗につき) |
メーカー名 | メールサポート(平日9:00~22:00のみ) 365日対応コールセンター(受付時間:9:00~22:00)※365日対応コールセンターはプレミアムプラス以上のプランのみ |
株式会社スマレジ |
\おすすめランキング1位/
Square

- 無料で使用できる
- 在庫が少ない商品や売り切れ商品などの情報を自動で通知してくれる
- 複数商品をまとめて在庫管理できる
- POSレジ機能が無料
- 初期費用が安い
- 発生するのはキャッシュレス決済手数料のみ
SquareはPOS レジ機能が無料で、さらに在庫管理機能も無料で使用可能です。iPhoneがある場合は、Squareリーダーを7,980円で導入するだけですぐに使用でき、低コストでスピーディーに運用を始められます。運用するにあたって発生するのは、キャッシュレス決済手数料のみです。
在庫管理機能では、在庫アラート機能が備わっており、在庫が少ない商品や売り切れ商品などの情報を自動でメール通知してくれます。
■Squareの製品情報
総合評価 | 4.9 |
対応する業種 | 飲食店・小売店・サロンなど |
対応OS・端末 | iOS・Android(iPad・iPhone・Android端末) |
初期費用 | 【キャッシュレス決済を導入する場合】 Square リーダー(Bluetooth接続):7,980円 Squareスタンド:29,980円 Squareターミナル:46,980円 |
月額利用料 | POSレジ機能は無料 【Square予約機能】 フリープラン:無料プラスプラン:3,000円 プレミアムプラン:8,000円 |
メーカー名 | Square株式会社 |
POS+

- 棚卸登録で商品ごとに画像の設定を行える
- 在庫の店舗間移動が可能
- 棚卸・入荷・出荷をiPadで簡単に行える
- 導入が簡単で非常にスムーズ
- 充実したサポート体制が整っている
- 自動釣銭機と連動してセルフレジとして運用可能
POS+では、 データ入力などの初期設定・設置は担当サポートが対応してくれます。万全のサポート体制が整っており、操作方法のトレーニングがあり、導入後は電話・駆けつけサポートがあるので安心して運用可能です。
在庫管理では、棚卸登録時に商品ごとの画像の設定を行えるため、類似商品の入力ミス防止につなげることができます。また、在庫がない場合は、他店舗の在庫状況を一覧で確認し、店舗間で在庫の移動が可能です。
■POS+の製品情報
総合評価 | 4.8 |
対応する業種 | 飲食店・小売店など |
対応OS・端末 | iPadOS(iPad) |
初期費用 | 400,000円程度 |
月額利用料 | 小売店:月額12,000円~ 飲食店:月額12,000円~ 飲食店(小規模店舗)月額6,000円~ 美容・サロン:月額12,000円~ |
メーカー名 | ポスタス株式会社 |
Airレジ

- 在庫切れ通知機能がある
- 在庫管理対象商品の在庫数を CSV 形式で出力可能
- 登録されている商品の在庫状況を簡単に把握できる
- 0円でPOSレジ機能を利用できる
- シンプルな設計で操作性に優れている
- Webでデモを体験可能
Airレジは、iPadを活用する0円で使用できる POS レジです。シンプルな設計で操作性に優れており、Webでデモを体験することができます。
在庫管理では、登録した商品の在庫状況を簡単に把握でき、在庫通知数を事前に設定しておくことで、会計処理と連動して商品が在庫切れになった際、通知を受け取ることが可能です。
■Airレジの製品情報
総合評価 | 4.6 |
対応する業種 | 飲食店・小売店など |
対応OS・端末 | iPadOS(iPad) |
初期費用 | 83,620円~ |
月額利用料 | 0円 |
メーカー名 | 株式会社リクルート |
BCPOS

- 販売画面で商品の在庫数や稼働数がリアルタイムで把握できる
- 「TenpoVisor」と連動すれば他店舗の在庫確認や店舗間の商品移動指示が可能
- 仕入や店舗間での移動も販売画面から操作できる
- 自動釣銭機連動でセルフレジとして運用可能
- 多彩なキャッシュレス決済に対応
- 医療機関でも使用できる
BCPOSは、 自動釣銭機と連動させればセルフレジとして運用可能です。クリニックや調剤薬局などの医療機関でも使用でき、セミセルフレジとして運用することで、衛生面を強化できます。
また、クレジットカードや電子マネーなど、多彩なキャッシュレス決済にも対応可能です。
在庫管理機能では、商品の在庫数や稼働数をリアルタイムで把握でき、 クラウド店舗本部管理システム「TenpoVisor」と連動すれば、他店舗の在庫確認・店舗間の商品移動指示ができます。
■BCPOSの製品情報
総合評価 | 4.5 |
対応する業種 | 飲食店・小売店など |
対応OS・端末 | WindowsOS(Windows端末) |
初期費用 | 【初期導入費用例】 POSセット(黒)ハード一式・224,000円 POSソフトパッケージ ベーシックプラン 「基本システム」(初回5,000円×6か月分)(ソフトウェア保守+バージョンアップ費用を含む) =30,000円 BCPOSハードウェア保守 =18,000円 導入設置費(ハードの現地セッティング、ソフトのインストールをサポート =51,000円 導入指導費(POSの現地操作説明・勉強会) =75,000円 合計398,000円 |
月額利用料 | BCPOSベーシックプラン(基本システム)・月額5,000円BCPOSスタンダードプラン(基本システム+オプション×1)・月額10,000円BCPOSダブルプラン(基本システム+オプション×2)・月額13,500円BCPOSトリプルプラン(基本システム+オプション×3)・月額16,000円BCPOS追加オプション(3つ以上のオプションを追加する場合1オプションにつき)・+月額4,000円 |
メーカー名 | 株式会社ビジコム |
ユビレジ

- 発注データは発注先ごとに仕分けられる
- 自動発注アラート機能付き
- 独自バーコードを作成可能
- 売れ筋商品・死に筋商品の販売数推移を把握可能
- 様々な業態・規模で使用できる
- 飲食店向けの機能が充実している
ユビレジは様々な業態・規模で使用でき、充実した機能が備わっている POS レジです。売上分析では、売れ筋商品・死に筋商品の販売数推移を把握できるため、商品のラインナップに活かすことができます。
在庫管理では、入力した発注データを発注先ごとに仕分けてダウンロードすることが可能です。また、在庫変動傾向から在庫切れのタイミングを自動計算し、 事前に通知してくれる自動発注アラート機能が備わっています。
■ユビレジの製品情報
総合評価 | 4.1 |
対応する業種 | 飲食店・小売店など |
対応OS・端末 | iPadOS(iPad) |
初期費用 | 95,700円~ |
月額利用料 | 1ヶ月お試しプラン:月額0円 プレミアムプラン:月額6,900円~ ユビレジハンディ(飲食店向け):月額1,500円~ ユビレジ在庫管理:月額4,500円~ リースプラン:要問合せ レンタルプラン:初期費用0円 電話サポート月2,000円 ※導入後2ヶ月間は無料 |
メーカー名 | 株式会社ユビレジ |
リアレジ

- シンプルに在庫管理を行える
- 在庫金額の確認が可能
- 在庫を店舗ごとに表示できる
- マルチデバイスに対応
- 自動釣銭機と連動可能
- 従量課金プランがある
リアレジはマルチOSとなっており、Windowsの他、iOS・Androidでも動作します。そのため、 既に持っているハード機器を、POSレジとして運用することが可能です。 自動釣銭機と連動できるので、セルフレジとして運用することもできます。
在庫管理では、どの商品が何個あるのか・在庫金額はどれくらいかなどを確認することが可能です。また、在庫数を店舗ごとに表示することもできます。
■リアレジの製品情報
総合評価 | 4.0 |
対応する業種 | 飲食店・小売店など |
対応OS・端末 | Windows・iOS・Android(Windows・iOS・Android端末) |
初期費用 | Seav10F +周辺機器セット(タブレットPC・レシートプリンター・キャッシュドロア)の場合:234,300円 |
月額利用料 | 従量課金プラン:1明細1円定額プラン:月額3,800円 |
メーカー名 | 株式会社ビジコム |
STORESレジ

- 商品・バリエーション単位で在庫数を設定可能
- 店舗・ネットショップそれぞれ分けて在庫を管理できる
- 在庫共有設定で店舗とネットショップの在庫を共有可能
- ネットショップと連動可能
- ネットショップの注文をレジから確認できる
- フリープランは無料で使用可能
STORESレジは、ネットショップを開設して POS レジと連動させることが可能です。ネットショップから注文が入った際は、レジから簡単に確認できます。
フリープランは無料で使用でき、在庫共有設定を有効にすると、店舗・ネットショップどちらの注文も一つの在庫から引かれるようにすることが可能です。また、 店舗・ネットショップそれぞれ分けて在庫を管理することもできます。
■STORESレジの製品情報
総合評価 | 4.0 |
対応する業種 | 飲食店・小売店など |
対応OS・端末 | iPadOS(iPad) |
初期費用 | 0円 |
月額利用料 | フリープラン:無料 スタンダードプラン:月額2,178円 |
メーカー名 | STORES株式会社 |
Uレジ STORE

- 事前に入荷情報を登録しておけば発注書を自動作成可能
- 在庫数・原価・在庫総額を一目で把握できる
- テスターや廃棄など販売以外で減った在庫を理由別に管理可能
- アパレルなどの小売店に特化した機能が備わっている
- 店舗状況をリアルタイムで把握可能
- 様々な視点から売上分析を行える
Uレジ STOREは、アパレルなどの小売店に特化した機能が備わっており、店舗状況をリアルタイムで把握可能です。様々な視点から売上分析を行うことができ、他店舗の状況把握も簡単に行えます。
在庫管理では、自然に入荷情報を登録しておくことで、発注書を自動作成可能です。また、在庫数・原価・在庫総額を一目で把握できます。 テスターや廃棄など、販売以外で減った在庫を個別に管理することも可能です。
■Uレジ STOREの製品情報
総合評価 | 3.9 |
対応する業種 | 小売店 |
対応OS・端末 | iPadOS・iOS(iPad・iPhone) |
初期費用 | 【例】 139,800円~(Androidタブレット、プリント内蔵型のキャッシュドロア、レジロール紙、アクセスポイント) 180,000円~(・iPad Wi-Fi 32GB・34,800円、キャッシュドロワ・13,500円、レシートプリンタ・36,900円、アクセスポイント・17,500円、その他初期導入費用 ・65,000円) |
月額利用料 | 9,980円~ |
メーカー名 | 株式会社USEN |
Loyverse POS

- 店舗間在庫移動に役立つ転送オーダーがある
- 在庫評価レポート機能がある
- 商品やセット販売の対象商品の在庫を追跡可能
- iOS・Androidに対応
- 世界170カ国以上で使用されている実績がある
- POS レジ機能が無料
Loyverse POSは、世界170カ国以上で使用されており、iOS・Androidで使用できる POS レジです。 POS レジ機能は無料で、月4,000円で高度な在庫管理ができます。
転送オーダー機能が備わっており、店舗間の商品の移動を管理可能です。また、在庫評価レポート機能があり、在庫の総原価とそれらを販売したときの潜在利益を把握できます。
■Loyverse POSの製品情報
総合評価 | 3.8 |
対応する業種 | 飲食店・小売店など、 |
対応OS・端末 | iOS・Android(iOS・Android端末) |
初期費用 | 0円~ |
月額利用料 | Loyverse POSレジ:無料 Loyverse Dashboard(ダッシュボード):無料Loyverse KDS(キッチンディスプレイシステム):無料Loyverse CDS(カスタマーディスプレイ):無料 従業員管理:月額4,000円 高度な在庫管理:月額4,000円 システム連携:月額900円 Loyverse の初期セットアップ、及び各種周辺機:40,000円 トレーニング:40,000円 商品マスターの登録、移行:10,000円(100商品) |
メーカー名 | 合同会社エムシーテクノロジーズ |
Orange POS

- 出庫伝票を作成可能
- 未入庫の伝票に対して入庫処理を行える
- 在庫調整機能がある
- カスタマイズ性が高い
- iPadやタブレットPCで使用できる
- インフラが強固
Orange POSは、自由なカスタマイズが可能で、運営形態や店舗デザインに合わせた、オーダーメイドのレジを構築できます。iPadやタブレットPCで使用できるため、省スペース化が可能です。また、会計ソフトやECサイトとの連携ができます。
在庫管理では、伝票番号・入庫店舗・入庫予定日・出庫商品情報の出庫伝票を作成可能です。
■Orange POSの製品情報
総合評価 | 3.7 |
対応する業種 | 小売業・飲食店・サロンなど |
対応OS・端末 | タブレットPC・iPad(Windows・iOS・Android) |
初期費用 | 要問合せ |
月額利用料 | 要問合せ |
メーカー名 | 株式会社エスキュービズム |
SPIRE POS

- 仕入・廃棄・在庫調整機能がある
- 滞留在庫機能で効率よく管理を行える
- 在庫管理アプリがある
- 小売店向けの機能が充実している
- オフライン販売が可能
- チャット機能で店舗同士のコミュニケーションを円滑化できる
SPIRE POSは、小売店やリサイクルショップに適した機能が充実している、次世代型クラウドPOSシステムです。 ネットワーク障害時はオフライン販売ができます。
チャット機能が備わっており、電話や外部チャットサービスを利用しなくても、円滑に店舗同士のコミュニケーションをとることが可能です。
在庫管理では、どの在庫が・いつ・なぜ動いたのかを、一連の動きを記録することができます。
また、店舗在庫が仕入れられてからの保有日数や、最後に販売されてから何日動いていないかの経過日数を確認することが可能です。
■SPIRE POSの製品情報
総合評価 | 3.6 |
対応する業種 | 小売店 |
対応OS・端末 | Windows・Mac・iOS・Android・Linux(iPad・iPhone・各種タブレット) |
初期費用 | 0円(自分で設定する場合) |
月額利用料 | スモールプラン:4,950円 リテールプラン:9,900円 リサイクルプラン:13,200円 【オプション料金】 遠隔導入サポート:33,000円~ 現地導入サポート:66,000円(旅費交通費別) 商品登録代行:55,000円 データ登録上限追加:+1,000ごとに110円/月 休日電話サポート:4,400円/月 |
メーカー名 | フィーリックス株式会社 |
POSレジで在庫管理するメリット・デメリットとは?
ここでは、POSレジで在庫管理するメリット・デメリットを解説していきます。
POSレジで在庫管理をするメリット
POSレジで在庫管理を行うメリットは、以下の3点です。
- 低コストで在庫管理可能
- 場所・時間を問わずリアルタイムで在庫管理可能
- 複数店舗管理・在庫管理一元化などを業務効率化につながる多彩な機能がある
低コストで在庫管理可能
在庫管理で使用する従来のハンディターミナルは、30万円程度と非常に高額です。
タブレット型のPOSレジであれば、タブレット代とバーコードリーダー代を合わせても、8万円程度に抑えられます。これにより、大幅に周辺機器導入コストを削減可能です。
場所・時間を問わずリアルタイムで在庫管理可能
タブレット型のPOSレジであれば、店舗だけではなく、バックヤードや外出先でも在庫管理を行うことが可能です。
複数店舗の在庫管理を行えるPOSレジであれば、他店舗の在庫状況も場所・時間を問わずすぐに確認することができます。 わざわざ店舗に電話する必要がなく、顧客から在庫確認の要望があった際も迅速に対応可能です。
複数店舗管理・在庫管理一元化など業務効率化につながる多彩な機能がある
複数店舗の在庫管理ができるPOSレジの場合、各店舗の売上を一元化して本部で把握することが可能です。各店舗へ連絡して情報を集めなくても、その場ですぐに在庫状況を確認できます。
その他、業務効率化につながる多彩な機能があり、売上データ分析を行うことで、商品の入荷に役立てることが可能です。
これらの機能を有効に活用すれば、在庫管理を正確かつ効率的に行うことができます。
POSレジ在庫管理機能のデメリット
POSレジ在庫管理機能のデメリットは、以下の2点です。
- コストがかかる
- インターネットが必要
コストがかかる
POSレジは初期費用がiPad端末代や周辺機器代の他、バーコードリーダー代・POSシステムの利用代など、合わせて10万円~30万円程度かかります。月額は0円~10,000円程度と低コストですが、ある程度のコストはかかると覚えておきましょう。
エクセルや手書きなどで管理すれば無料ですが、手間と時間がかかります。在庫管理を効率化することで得られるメリットがどれくらいあるかを検討した上で、導入を決めるようにしましょう。
インターネットが必要
POSレジで在庫管理を行うには、インターネット環境が欠かせません。データはクラウド上で管理されるので、インターネット環境がない場合、在庫管理を行うのは難しいです。
インターネット接続にかかるランニングコストも発生しますので、そのあたりも考慮した上で導入を検討してみてください。
POSレジの在庫管理がおすすめのお店
POS レジの在庫管理がおすすめなのは、以下のような店舗です。
- 各店舗の在庫をリアルタイムで把握したい
- 場所・時間を問わず在庫を管理・確認したい
- 店舗とECサイトの在庫を連動させて一元管理したい
- 各店舗間で在庫移動をすることが頻繁にある
POSレジ以外の在庫管理方法もチェック
ここでは、POSレジ以外の在庫管理方法を解説します。各メーカーでは、在庫管理専用のシステムを提供しており、複数の仕様から選ぶことが可能です。
標準仕様
必要な機能はあらかじめ備わっており、すぐに使用することが可能です。ただし、システムの仕様に合わせて業務内容を変えなければならない可能性もあるため、これまでの在庫管理方法ができなくなるかもしれません。
カスタマイズ仕様
店舗の業務内容に合わせて、システムを運用することが可能です。必要な機能を設定できるため、システム運用時もスムーズに使いこなせるでしょう。
ただし、非常に高額となっており、すべてオーダーメイドで発注する場合は、500万円程度のコストが発生する場合があります。
セミオーダー仕様
標準仕様とカスタマイズ仕様の良いとこ取りをしているのが、セミオーダー仕様です。基本的な機能はあらかじめ搭載されており、必要に応じてカスタマイズできます。カスタマイズする機能によって金額は変わりますが、フルオーダーよりもコストを抑えることが可能です。
まとめ
在庫管理は、小売店などの店舗にとって非常に重要な機能です。在庫管理を正確かつ効率的に行うことで、店舗の売上につなげることもできます。
在庫管理の機能性や充実度はメーカーによって異なるので、 店舗に適した機能が備わっているものを選ぶようにしましょう。
導入する際は、今回の記事の内容を参考にしてみてください。
