「自動釣銭機が欲しいけど、どれを選べばいいか分からない」
「セルフレジを導入したいけどお客様が使いやすい製品はどれだろう?」
「結局どれが一番おすすめなの?」
自動釣銭機の導入・選定にあたり上記のようなお悩みをお持ちではないでしょうか。本記事ではそういった疑問を解決できるようにおすすめの自動釣銭機をランキング形式で紹介します。
【2023年4月最新版】TOP5自動釣銭機の比較表
※一部の自動釣銭機はメーカー直売を行っておりません。その場合、POSレジメーカー経由での導入となります。
製品名 | 1位 グローリー300シリーズ | 2位 ECS-777 | 3位 VITESE(ヴィッテス)VT-330 | 4位 ACE-100 | 5位 FAL3 |
写真 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
メーカー名 | グローリー株式会社 | 富士電機株式会社 | 東芝テック株式会社 | ローレルバンクマシン株式会社 | 日本電気株式会社(NEC) |
メーカー直販 | × | × | 〇 | × | 〇 |
おすすめ導入 方法 | スマレジ経由で導入 | ビジコム経由で導入 | 東芝テック経由で導入 | バルテック経由で導入 | NEC経由で導入 |
初期費用 | 1,000,000円~ | 990,000円~ | 1,000,000円~1,500,000円 | 要問い合わせ(POSレジメーカーにより異なる) | 700,000円~1,000,000円 |
月額利用料 | 0円~ | 0円~ | 0円~※別途保守費用10万~20万円/年 | 要問い合わせ(POSレジメーカーにより異なる) | 要問い合わせ(POSレジメーカーにより異なる) |
比較ポイント/ おすすめのお店 | 業界初の4.3インチタッチパネル式カラーディスプレイを搭載しています。硬貨部と紙幣部が独立しているので、環境に合わせたレイアウトが可能です。 | 預り金は会計中に一時保留しておくことで、トラブルを未然に防げます。釣銭機内の現金を自動で再計算してくれるため、棚卸業務が効率化できるでしょう。 | 長年自動釣銭機を開発する東芝テックが手掛けた製品です。現金の投入や取り出しがしやすいよう設計がされており、多くの人が直感的な操作を行えます。 | 紙幣はATMのように上から投入するだけなので、入金動作がスムーズです。こちらも4.3インチのタッチパネル式カラーディスプレイを搭載しており、情報が確認しやすくなっています。 | 全国400カ所にサービス拠点を持っており、選品の故障時には迅速に対応してくれます。紙幣や硬貨のつまりを検知し、自動で解消してくれるオールリセット機能を搭載。 |
自動釣銭機おすすめランキング【2023年4月最新版】
ここからは、自動釣銭機をおすすめ順にランキングします。
比較項目 | 比較基準 |
---|---|
料金コスパ | 各社の初期費用や月額利用料など、導入・運用に必要な費用を相対評価しています。 |
性能の高さ | 対応金種や処理速度など、自動釣銭機が持つスペックを相対評価。釣銭の収容量も製品ごとに比較しています。 |
使いやすさ | ディスプレイサイズや現金の投入・排出口の構造を比較しています。エラー発生時のガイド方法や対処のしやすさについても評価対象です。 |
サポート力・サポートの手厚さ | トラブル時のサポート力や内容の手厚さを比較し評価しています。 |
総合力・評判 | 以上の項目に加えて、当サイトにおといあわせいただいたお客様からの実際の口コミを踏まえて、総合的に評価していきます。 |
グローリー300シリーズ【1位】

- 業界で初めて4.3インチディスプレイを採用したメーカー
- 業界導入率No.1のグローリー社製
- レジの状況をディスプレイで確認できるので、引き継ぎ時もスムーズ
数多くある自動釣銭機メーカーの中でもシェアNo.1を誇る「グローリー」が販売する人気製品です。業界で初めて、4.3インチのタッチパネルカラーディスプレイを搭載したメーカーでもあります。レジ担当の交代時には、残高はもちろんエラー状況や違算の有無をディスプレイで確認可能。
状況を見える化できるので、安心して引継ができます。多くのPOSレジメーカーで導入ができる製品ですが、特に性能が優れているスマレジ経由がおすすめです。
性能に対する評価
グローリー300は全ての金種に対応しており、処理速度も申し分ありません。機能も豊富で、ディスプレイを活かして操作ログをすぐに確認することも可能です。スペック面からみても非常に使いやすい製品といえるでしょう。
グローリー300シリーズのスペックは以下の通りです。
自動釣銭機の製品仕様(クリックで詳細を確認)
主な機能 | 入出金ガイドランプ、担当者交代機能、エラー解除ガイダンス、現金管理機モード、履歴参照機能、装置監視機能 |
収納容量 | 硬貨部:1円・10円・100円 各約160枚、5円・50円 各約120枚、500円 約105枚紙幣部:千円 200枚、5千・2千円(選択式) 100枚、1万円 100枚、回収カセット 200枚、リジェクトボックス 20枚 |
処理速度 | 硬貨部:入金 約6枚/秒、出金 [一括出金時]約2.7秒/1取引(999円最小構成枚数)紙幣部:入金 約2.5枚/秒、出金 約2.7秒/取引(9,000円最小構成枚数) |
消費電力 | [硬貨部・紙幣部接続時]定格140W、待機時20W、省電力時13W(50/60Hz)[硬貨部・紙幣部・包装硬貨管理機接続時] 定格140W、待機時22W、省電力時16W(50/60Hz) |
使いやすさに対する評価
グローリー300は硬貨部と紙幣部が独立したユニットになっています。そのため、使用環境に合わせたレイアウトが可能です。カラーディスプレイはタッチパネル式になっており、直感的な操作ができます。
サポートに対する評価
グローリー社は電話と全国対応のサポートに対応しています。東西2カ所のコールセンターの他に、全国約100カ所の直営サービス拠点により迅速な対応が可能です。トラブル時にも安心できる体制が整えられています。
■グローリー300シリーズ製品詳細
総合評価 | 5.0 |
初期費用 | 1,000,000円~ |
月額利用料 | 0円~ |
サイズ(mm)※奥行×幅×高さ | 硬貨部:540×260×130※突起部を除く 紙幣部:540×220×130※突起部を除く 包装硬貨管理機:535×480×65※突起部を除く、スペーサーを含む |
質量 | 硬貨部:約22kg ※電源部を除く 電源部:約2kg紙幣部:約14kg 包装硬貨管理機:約13kg |
消費電力 | [硬貨部・紙幣部接続時] 定格140W、待機時20W、省電力時13W(50/60Hz) [硬貨部・紙幣部・包装硬貨管理機接続時] 定格140W、待機時22W、 省電力時16W(50/60Hz) |
メーカー名 | グローリー株式会社 |
グローリー300シリーズで現在開催中のキャンペーンはありませんでした。
ECS-777【2位】

- 預り金を一時保留することで入金状況を可視化できる
- LEDガイドで入出金場所をガイド
- 自動再検査機能でレジ締め業務の負担を軽減
ECS-777も各POSレジメーカーからの導入数が多い製品です。ビジコム経由であれば100万円以下での導入もできます。預り金は会計中の一時保留機能で入金状況を可視化でき、トラブルを未然に防げます。
釣銭機内の現金は自動で再計算され、結果をPOSレジに通知。リアルタイムでの状況把握ができるので、トラブル時にもスピーディな対処が可能です。レジ締め時に売上をさかのぼる必要がなく、負担を軽減できます。
性能に対する評価
ECS-777も全ての金種に対応でき、処理速度もトップレベルです。他メーカーに比べて省エネ時の消費電力が低く、節電にも役立ちます。入金トラブルを防ぐ機能も搭載しており、顧客からのクレームを最小限にできる製品です。
ECS-777のスペックは以下の通りです。
自動釣銭機の製品仕様(クリックで詳細を確認)
主な機能 | LEDでの入出金ガイド、精査機能、一時保留機構 |
収納容量 | 硬貨部:1円・10円・100円 各約170枚、5円・50円 各約160枚、500円 約110枚 紙幣部:千円 約250枚(流通券)、混合庫(2千円・5千円・1万円) 約100枚(流通券)、 1万円(回収庫) 約220枚(流通券) |
処理速度 | 硬貨部:入金 約6枚/秒、出金 約3秒/1取引(999円最小構成枚数) 紙幣部:入金 約4枚/秒、出金 約2.7秒/1取引(9000円最小構成枚数) |
消費電力 | 動作時(最大)約140W、待機時20W、省エネ時約6W |
使いやすさに対する評価
入出金部分をLEDでガイドすることで視認性が向上しています。操作に慣れない方でも、ガイドに沿って会計を済ませることが可能です。シンプルなカラーとデザインで、店舗を選ばず設置ができます。
サポートに対する評価
ECS-777は、電話でのサポートに対応しています。全国に拠点もあるので、素早い対応が期待できそうです。
■ECS-777の製品詳細
総合評価 | 4.9 |
初期費用 | 990,000円~ |
月額利用料 | 0円~ |
サイズ(mm)※奥行×幅×高さ | 硬貨部:600×270×130※突起部を除く紙幣部:600×220×130※突起部を除く |
質量 | 硬貨部:約16kg紙幣部:約19kg |
消費電力 | 動作時(最大)約140W、待機時20W、省エネ時約6W |
メーカー名 | 富士電機株式会社 |
POS+の経由の導入で本体価格15万円OFFキャンペーン実施中
VITESE(ヴィッテス) VT-330【3位】

- レジを知り尽くすプロが作った自動釣銭機
- メーカー直販が可能
- 紙幣の入金はATMのようにお金を落とし入れるので簡単
長年レジの製造を行う東芝テックが開発した自動釣銭機です。セルフレジとしての使用も想定しており、操作に慣れない方も扱いやすいシンプルな設計となっています。メーカー直販での導入が可能なので、トラブルが起きた際もダイレクトなやり取りが可能です。
紙幣はATMのように落として入金する方式を採用しています。業界初の磁気ロック機能の搭載により、万が一の時にはキーを使わずユニットの開閉ができる点も特徴です。
性能に対する評価
VITESE VT-330は2千円札には対応していません。その分、千円札の収納可能数は他メーカーと比べても多いです。その他のスペックについては他メーカーと比較しても大差はありませんでした。
VITESE VT-330のスペックは以下の通りです。
自動釣銭機の製品仕様(クリックで詳細を確認)
主な機能 | LEDでの入出金ガイド、電磁ロック機能、省電力モード |
収納容量 | 硬貨部:1円・10円・100円 各170枚、5円・50円 各120枚、500円 105枚紙幣部:千円 300枚、5千円・1万円 100枚棒金部:1円・10円・100円 4本(VT-50-B3)/8本(VT-70-B3)、5円・50円・500円 2本 |
処理速度 | 硬貨部:入金 約6枚/秒、出金 約1.6秒以内(999円)紙幣部:入金 約3枚/秒、出金 約3枚/秒 |
消費電力 | 動作時(最大)約117W、待機時22W、省エネ時18W |
使いやすさに対する評価
多くの方が扱う機会が多いATMと同じ操作感なので、直感的に操作がしやすい製品といえるでしょう。LEDライトでの操作ガイドも標準搭載しており、スムーズに誘導してくれます。トラブル時には、POSレジの画面上に復旧方法が表示されるので安心です。
サポートに対する評価
VITESE VT-330は、電話サポートと全国対応の駆けつけサポートを行っています。ただし、保守費用として毎年10万〜20万円程が別途必要です。手厚いサポートやリスクを考慮すれば、決して高くはない金額でしょう。
■VITESE VT-330の製品詳細
総合評価 | 4.6 |
初期費用 | 1,000,000円~1,500,000円 |
月額利用料 | 0円~※別途保守費用10万~20万円/年 |
サイズ(mm)※奥行×幅×高さ | 硬貨部:530×260×155 紙幣部:530×220×122 棒金ドロワ:540×260×55 小型ドロワ:530×220×89コイントレー:540×220×33 |
質量 | 硬貨部:約15.5kg 紙幣部:約15kg 棒金ドロワ:約7kg 小型ドロワ:約7kgコイントレー:約4kg |
消費電力 | 動作時(最大)約117W、待機時22W、省エネ時18W |
メーカー名 | 東芝テック株式会社 |
VITESE VT-330で現在開催中のキャンペーンはありませんでした。
ACE-100【4位】

- コンパクトながら大容量
- 紙幣は上部から投入するタイプなので読み取り不良が起こりにくい
- 4.3インチのカラータッチパネルを搭載
コンパクトながら収納容量はトップクラスの自動釣銭機です。紙幣の投入方法はATMと同じ上部からの入金タイプを採用しています。自動販売機のような差込式が苦手な方でも、入金がしやすい設計です。
4.3インチのカラータッチパネルを搭載しており、情報が見やすくスムーズな操作ができます。ACE-100は、バルテック経由での導入が可能です。
性能に対する評価
オプションで利用できる機能が多く用意されています。上位3位までの製品には標準搭載されている機能もオプションになっているので、条件などの確認がおすすめです。その他のスペックについても気になる場合は問い合わせると良いでしょう。
ACE-100のスペックは以下の通りです。
自動釣銭機の製品仕様(クリックで詳細を確認)
主な機能 | LEDとブザーでの入出金ガイド※オプションで棒金収納機・電磁ロック機能・在高の自動再計数機能・専用回収カセットを搭載可能 |
収納容量 | 硬貨部:1円・10円・100円 各170枚、5円・50円 各120枚、500円 105枚 紙幣部:千円 300枚、5千円・1万円 100枚、回収カセット 300枚 |
処理速度 | 要問い合わせ |
消費電力 | 要問い合わせ |
使いやすさに対する評価
紙幣部と硬貨部が分かれているタイプなので、設置場所に合わせて自由にカスタマイズができます。カウンターが小さい場合でも、縦に重ねての設置が可能です。ATMと同じように紙幣を上部から投入でき、スムーズに入金ができます。
サポートに対する評価
ACE-100は電話と全国駆け付けサポートに対応しています。コールセンターとテクニカルサポート・カスタマーエンジニアが連携をとり、スピーディな対処が可能です。コールセンターはオプションで24時間365日対応に切り替えることもできます。
■ACE-100の製品詳細
総合評価 | 4.5 |
初期費用 | 要問い合わせ(POSレジメーカーにより異なる)※バルテックの場合103万円~ (一括購入の場合) |
月額利用料 | 要問い合わせ(POSレジメーカーにより異なる) |
サイズ(mm)※奥行×幅×高さ | 硬貨部:530×260×121.5※突起部を除く 紙幣部:530×220×121.5※突起部を除く |
質量 | 硬貨部:約17kg(標準タイプ)、約19kg(電磁ロック機能・自動再計数機能タイプ)紙幣部:約14kg棒金収納機:約8kg |
消費電力 | 要問い合わせ |
メーカー名 | ローレルバンクマシン株式会社 |
ACE-100で現在開催中のキャンペーンはありませんでした。
FAL3【5位】

- 高性能のNEC製でメーカー直販が可能
- 出金スピードは業界トップクラス
- 他メーカーに比べて安価で導入ができる
高機能で直感的な操作が可能なNEC製の自動釣銭機です。お釣りの排出スピードが早いので、素早く会計を済ませられます。オールリセット機能を搭載しており、金銭のつまりを検知し解消が可能です。
4.3インチのカラータッチパネルで、自動釣銭機単体でも情報確認ができます。100万円以内での導入ができ、他メーカーと比べても安価での導入が実現できるでしょう。
性能に対する評価
FAL3は、出金速度や硬貨の収納容量が他メーカーと比べてもトップクラスです。レジの様子を確認できない忙しい時間帯でも、釣銭不足などで回転率を落とす心配がありません。省エネ時の消費電力が少ない点も魅力です。
FAL3のスペックは以下の通りです。
自動釣銭機の製品仕様(クリックで詳細を確認)
主な機能 | 磁気ロック、照射によるナビゲート、オートリセット機能 |
収納容量 | 硬貨部:1円・10円・100円 各200枚、5円・50円 各120枚、500円 110枚 紙幣部:千円 250枚、5千円・1万円 100枚、回収庫 200枚 |
処理速度 | 硬貨部:入金 約6枚/秒、出金 約1秒(999円)紙幣部:入金 約4枚/秒、出金 9000円/約2.4秒 |
消費電力 | 動作時(最大)160W以下・(平均)100W以下、待機時10W以下、省エネ時6W以下 |
使いやすさに対する評価
4.3インチのカラータッチパネルにより、さまざまな情報をスムーズに把握できます。入出金時箇所を照射によりガイダンスすることで、セルフレジでの運用時にも直感的な操作が可能です。
サポートに対する評価
FAL3は電話・メール・専用Webサイトでのサポートの他に、オンサイト保守にも対応しています。全国400ヵ所にサービス拠点を設置しているため、トラブルもスピーディに解消してくれるでしょう。
■FAL3の製品詳細
総合評価 | 4.2 |
初期費用 | 700,000円~1,000,000円 |
月額利用料 | 要問い合わせ(POSレジメーカーにより異なる) |
サイズ(mm)※奥行×幅×高さ | 硬貨部:570×253×130※突起部を除く紙幣部:570×227×130※突起部を除く |
質量 | 要問い合わせ |
消費電力 | 動作時(最大)160W以下・(平均)100W以下、待機時10W以下、省エネ時6W以下 |
メーカー名 | 日本電気株式会社(NEC) |
FAL3で現在開催中のキャンペーンはありませんでした。
セルフ決済端末向けつり銭機380シリーズ【6位】

- 顧客が使いやすいレイアウトなのでセルフレジとして導入できる
- 組み合わせ自由なコンパクトサイズ
- 自動釣銭機シェアNo.1のグローリー社製
業界シェアNo.1のグローリー社製です。直感的な操作ができるよう入出金口をレイアウトしており、顧客が扱うセルフ決済に向いています。こちらは、POS+経由での導入が可能です。
硬貨部と紙幣部に分かれたセパレートタイプなので、横置き・縦置きのどちらにも対応できます。縦置きの状態で幅260mmとなっており、場所を取りません。
性能に対する評価
1位の300シリーズと同メーカーなので、スペックはトップクラスです。装置監視機能や釣銭稼働履歴を製品のモニターで確認できるので、その後の対処もスムーズに行えます。全ての金種に対応できる点も特徴です。
セルフ決済端末向けつり銭機380シリーズのスペックは以下の通りです。
自動釣銭機の製品仕様(クリックで詳細を確認)
主な機能 | 入出金ガイドランプ、履歴参照機能、装置監視機能 |
収納容量 | 硬貨部:1円・10円・100円 各約160枚、5円・50円 各約120枚、500円 約105枚 紙幣部:千円 200枚、5千円・2千円(選択式) 100枚、1万円 100枚 |
処理速度 | 硬貨部:入金 約6枚/秒、出金 [一括出金時]約2.7秒/1取引(999円最小構成枚数) 紙幣部:入金 約2.5枚/秒、出金 約2.7秒/取引(9,000円最小構成枚数) |
消費電力 | [硬貨部・紙幣部接続時] 定格140W(50/60W)、待機時20W |
使いやすさに対する評価
操作性においても1位の300シリーズと同じで、扱いやすい製品となっています。コンパクトながら同レベルの操作性をキープしており、小規模店舗でも導入しやすいサイズです。入出金箇所を揃えているため、金銭の授受を直感的に行えます。
サポートに対する評価
東西2カ所のコールセンターと全国約100カ所の直営サービス拠点により、スピーディに対応してくれます。オプションで、コールセンターの対応時間を自店の営業時間に合わせることも可能です。
■セルフ決済端末向けつり銭機380シリーズの製品詳細
総合評価 | 4.1 |
初期費用 | 1,000,000円~ |
月額利用料 | 0円~ |
サイズ(mm)※奥行×幅×高さ | 硬貨部:540×260×130※突起部を除く紙幣部:540×140×260※突起部を除く |
質量 | 硬貨部:約22kg紙幣部:約19kg ※電源部を除く 電源部:約1.5kg |
消費電力 | [硬貨部・紙幣部接続時] 定格140W(50/60W)、待機時20W |
メーカー名 | グローリー株式会社 |
セルフ決済端末向けつり銭機380シリーズで現在開催中のキャンペーンはありませんでした。
硬貨紙幣つり銭機 CR-20【7位】

- 一括で紙幣100枚まで投入可能
- 硬貨センサーの清掃時期を自動でお知らせ
- 処理速度は業界トップクラス
業界トップクラスの処理速度を持ち、紙幣は一度に100枚まで投入可能です。紙幣センサーは入出金時に自動清掃されるので、お手入れは必要ありません。硬貨センサーについては清掃時期を自動でお知らせしてくれ、ボタンを押すだけで完了します。
金銭が詰まっても自己復旧するオートリセット機能もついており、メンテナンスが非常に簡単です。釣銭機内の有高を自動計算してくれるので、トラブルが発生しても早めに対処ができます
性能に対する評価
金銭詰まりなどのトラブル解消やメンテナンス機能が充実しており、万が一の時も復旧がしやすいです。処理速度は業界トップレベルのスピードとなっています。その他のスペックについても他メーカーと比較しても劣る点は見当たりません。
硬貨紙幣つり銭機 CR-20のスペックは以下の通りです。
自動釣銭機の製品仕様(クリックで詳細を確認)
主な機能 | 硬貨部・紙幣部センサーのクリーニング、自己排出機能、リジェクト紙幣の簡単回収、紙幣/硬貨の自己精査 |
収納容量 | 硬貨部:1円・10円・100円 各160枚、5円・50円 各120枚、500円 105枚 紙幣部:千円 250枚、5千円・1万円 100枚 |
処理速度 | 硬貨部:入金 約6枚/秒、出金 約1秒/999円(15枚) 紙幣部:入金 約4枚/秒、出金 約2.7秒/9,000円(5千×1、千×4) |
消費電力 | 動作時(最大値)170W・(平均値)75W、待機時37W、省エネモード時28W |
使いやすさに対する評価
入出金の状態をランプ状況で知らせてくれるので、現在の会計状況を可視化できます。一度に大量の紙幣を投入できるため、金額の大きな買い物の時もスピードを落とすことなく会計が可能です。
サポートに対する評価
対応できるサポートはメールのみとなっています。手軽に連絡ができる反面、スピーディな対応は難しそうです。急なトラブルに対応できるよう、自身でも対策を考えておく必要があります。
■硬貨紙幣つり銭機 CR-20の製品詳細
総合評価 | 3.8 |
初期費用 | 要問い合わせ(POSレジメーカーにより異なる) |
月額利用料 | 要問い合わせ(POSレジメーカーにより異なる) |
サイズ(mm)※奥行×幅×高さ | 570×490×135※突起部を除く |
質量 | 約35kg以下(現金未装填) |
消費電力 | 動作時(最大値)170W・(平均値)75W、待機時37W、省エネモード時28W |
メーカー名 | 沖電気工業株式会社 |
硬貨紙幣つり銭機 CR-20で現在開催中のキャンペーンはありませんでした。
つりペイ君【8位】

- 奥行45cmですっきりとしたデザイン
- 自社製品なので低コストでの購入が可能
- 抗菌処理を施した衛生的な製品
奥行が45cmながら、硬貨は約2倍の収納力を持つ大容量タイプの自動精算機です。釣銭の補充頻度を減らすことができ、業務の軽減に繋げられます。省スペースタイプなので、狭いカウンターでも設置が可能です。
海外では10年以上の実績を持つメーカーなので、信頼性もあります。カラータッチパネルは抗菌フィルムを貼っているため、衛生面も安心です。
性能に対する評価
紙幣の払い出し金は千円のみとなっていますが、会計においては全ての金種に対応しています。釣銭の収納容量は他メーカーと比較して約2倍となっており、非常に大容量です。レジの混雑時にも帆釣銭の補充回数を減らせるでしょう。
つりペイ君のスペックは以下の通りです。
自動釣銭機の製品仕様(クリックで詳細を確認)
主な機能 | 入出金ガイドランプ |
収納容量 | 硬貨部(還流):1円・5円 各約400枚、10円 約320枚、50円 約380枚、100円 約350枚、500円 約220枚紙幣部(非還流):千円 約200枚 |
処理速度 | 硬貨部:入金 約4枚/秒、出金 約3秒/999円(15枚)硬貨部:入金 約1枚/秒、出金 約2枚/秒 |
消費電力 | 要問い合わせ |
使いやすさに対する評価
コンパクトながら金銭の取り出しがしやすいよう設計されています。セミセルフレジ向けに作られており、操作に慣れない方でも直感的な操作が可能です。釣銭容量が大きいので業務中の補充も軽減できます。
サポートに対する評価
サポート内容は、電話のみで対応をしています。どの程度のスピード感でサポートをしてくれるのかは、事前に確認しておくとよいでしょう。
■つりペイ君の製品詳細
総合評価 | 3.5 |
初期費用 | 要問い合わせ(POSレジメーカーにより異なる) |
月額利用料 | 要問い合わせ(POSレジメーカーにより異なる) |
サイズ(mm)※奥行×幅×高さ | 451x452x200※突起部を除く |
質量 | 硬貨部:約22kg紙幣部:約13.5kg |
消費電力 | 要問い合わせ |
メーカー名 | 旭精工株式会社 |
つりペイ君で現在開催中のキャンペーンはありませんでした。
FAL2【9位】

- シンプルデザインで、操作が簡単
- メーカー直販可能な安心のNEC製
- コンパクトながら業界トップクラスの性能を保持
5位にランクインしたFAL3の同系列製品です。FAL3と比べてコンパクトながら必要な機能はしっかり搭載されています。硬貨部と紙幣部が一体型となっており、使いやすいデザインです。
硬貨部はお手入れボタンを押すだけ、紙幣部は取引ごとに自動でクリーニングが行われます。誰でも簡単にメンテナンスができ、清潔さのキープが可能です。
性能に対する評価
FAL3同様、全ての金種に対応可能です。FAL3と比べると収容容量は少ないですが、全てのメーカーを対象として比較すれば十分といえます。処理速度も上位製品とほとんど変わらないので、トップレベルのスペックを搭載しているといえるでしょう。
FAL2のスペックは以下の通りです。
自動釣銭機の製品仕様(クリックで詳細を確認)
主な機能 | トレイスルー機能、自己精査機能 |
収納容量 | 硬貨部:1円・10円・100円 各160枚、5円・50円 各120枚、500円 105枚紙幣部:千円 250枚 |
処理速度 | 硬貨部:入金 約6枚/秒、出金 約1秒(999円)(最小枚数放出) 紙幣部:入金 約4枚/秒、出金 9000円/約2.7秒 (最小枚数放出) |
消費電力 | 動作時約200W以下、待機時約50W以下 |
使いやすさに対する評価
コンパクトで必要な機能のみ搭載したシンプルデザインなので、直感的な操作が可能です。紙幣を一度に100枚まで処理ができ、補充作業や高額処理も効率良く行えます。
サポートに対する評価
FAL3同様電話・メール・専用Webサイトでのサポートや全国400箇所のオンサイト保守に対応しています。HP上に拠点一覧と連絡先も記載されているので、近くの支店に問い合わせも可能です。
■FAL2の製品詳細
総合評価 | 3.4 |
初期費用 | 要問い合わせ(POSレジメーカーにより異なる) |
月額利用料 | 要問い合わせ(POSレジメーカーにより異なる) |
サイズ(mm)※奥行×幅×高さ | 570×490×135※突起部を除く |
質量 | 約35kg |
消費電力 | 稼働時 約200W以下、待機時 約50W以下 |
メーカー名 | 日本電気株式会社(NEC) |
FAL2で現在開催中のキャンペーンはありませんでした。
自動釣銭機の選び方とポイント
自動釣銭機を使いこなすには、自店に合った製品を導入することが何よりも大切です。とはいえ、自店に最適な製品を選ぶのは大変な作業ですよね。
そのような方のために、ここでは「自店に合った自動釣銭機の選び方とポイント」について解説していきます。
手順は以下の5ステップで完了します。
- まずは自動釣銭機に使える予算を設定する
- 自分の重視するポイントを決める
- サイズをチェック
- 資料請求や、デモ利用、オンライン相談で使用感を確かめる
- 気に入った自動釣銭機を導入を進める
①まずは自動釣銭機に使える予算を設定する
実際に製品を検討する前に使える予算を設定する必要があります。自動釣銭機のみの導入費用は30万~100万円程度です。月額は契約しているPOSメーカーにより異なりますが、1万~2万円程になります。
一括購入が難しい場合は、リースやレンタルでの導入も選択肢に入れると良いでしょう。
②自分の重視するポイントを決める
使える予算を決めたら、次に自店で重要視したいポイントを決めていきます。自動釣銭機は多くのメーカーで取り扱っており、特徴もさまざまです。そのため、重要ポイントを決めておくことで製品を絞り込みやすくなります。
以下は、多くの店舗が自動釣銭機を導入する際に重要視しているポイントです。
- 料金が抑えられているか
- 自動釣銭機の性能はどうか
- 自動釣銭機の使いやすさはどうか
- 搭載するPOSシステムの性能はどうか
- サポート力やサポートの手厚さはどうか
店舗によって運用状況は変わってくるので、上にあげた例に限らず重視するポイントは必ずあります。顧客視点のニーズも踏まえつつ、どのように利用していきたいのかを洗い出しましょう。
先ほどあげた重要視するポイントごとのおすすめ製品は、以下の通りです。
重視するポイント | おすすめ自動精算機 |
---|---|
総合力 | グローリー300シリーズ(スマレジ連携の場合) (当サイト選び総合力ランキング1位) |
料金コスパ | つりペイ君・ECS-777(ビジコム経由の場合) (当サイト選び料金コスパランキング1位、2位) |
性能の高さ | グローリー300シリーズ(スマレジ連携の場合) (当サイト選び性能の高さランキング1位) |
使いやすさ | グローリー300シリーズ(スマレジ連携の場合) (当サイト選び使いやすさランキング1位) |
サポート | VITESE(ヴィッテス) VT-330 (当サイト選びサポート力ランキング1位) |
③サイズをチェック
自動釣銭機は金銭を収納する必要があるので、大きく設計されている製品が多いです。そのため、自店に設置できるスペースがあるのかをチェックしておくと良いでしょう。製品によっては硬貨部と紙幣部が分かれており、重ねて設置できるタイプもあります。
④資料請求や、デモ利用、オンライン相談で使用感を確かめる
さまざまなメーカーを見ていく中で気になる製品を見つけたら、可能な限りデモ機の利用をおすすめします。デザインが気に入っても導入したら使いづらかった…ということになれば、費用が無駄になってしまうでしょう。
デモ機の利用が難しい場合も、資料請求やメーカースタッフへ疑問点がなくなるまで確認することがおすすめです。医療機関の場合、自院で使用している電子カルテやレセプトが連携可能か・連携実績があるかも確認しましょう。
⑤気に入った自動釣銭機を導入を進める
複数メーカーの話しを聞いたりデモ機を体験してみて、気に入った製品を見つけたら導入を進めていきましょう。
おすすめ自動釣銭機の比較一覧表
以下は、おすすめ自動釣銭機の比較ポイントを一覧表にしたものです。
比較項目 | グローリー300シリーズ | ECS-777 | VITESE(ヴィッテス) VT-330 | ACE-100 | FAL3 | セルフ決済端末向けつり銭機380シリーズ | 硬貨紙幣つり銭機 CR-20 | つりペイ君 | FAL2 |
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初期費用 | 1,000,000円~ | 990,000円~ | 1,000,000円~1,500,000円 | 要問い合わせ(POSレジメーカーにより異なる) | 700,000円~1,000,000円 | 1,000,000円~ | 要問い合わせ(POSレジメーカーにより異なる) | 要問い合わせ(POSレジメーカーにより異なる) | 要問い合わせ(POSレジメーカーにより異なる) |
料金 | 0円~ | 0円~ | 0円~※別途保守費用10万~20万円/年 | 要問い合わせ(POSレジメーカーにより異なる) | 要問い合わせ(POSレジメーカーにより異なる) | 0円~ | 要問い合わせ(POSレジメーカーにより異なる) | 要問い合わせ(POSレジメーカーにより異なる) | 要問い合わせ(POSレジメーカーにより異なる) |
キャンペーン | なし(POSレジメーカーにより異なる) | なし(POSレジメーカーにより異なる) | なし(POSレジメーカーにより異なる) | なし(POSレジメーカーにより異なる) | なし(POSレジメーカーにより異なる) | なし(POSレジメーカーにより異なる) | なし(POSレジメーカーにより異なる) | なし(POSレジメーカーにより異なる) | なし(POSレジメーカーにより異なる) |
サイズ(mm)※奥行×幅×高さ | 硬貨部:540×260×130※突起部を除く紙幣部:540×220×130※突起部を除く包装硬貨管理機:535×480×65※突起部を除く、スペーサーを含む | 硬貨部:600×270×130※突起部を除く紙幣部:600×220×130※突起部を除く | 硬貨部:530×260×155紙幣部:530×220×122棒金ドロワ:540×260×55小型ドロワ:530×220×89コイントレー:540×220×33 | 硬貨部:530×260×121.5※突起部を除く紙幣部:530×220×121.5※突起部を除く | 硬貨部:570×253×130※突起部を除く紙幣部:570×227×130※突起部を除く | 硬貨部:540×260×130※突起部を除く紙幣部:540×140×260※突起部を除く | 570×490×135※突起部を除く | 451x452x200※突起部を除く | 570×490×135※突起部を除く |
質量 | 硬貨部:約22kg ※電源部を除く 電源部:約2kg紙幣部:約14kg包装硬貨管理機:約13kg | 硬貨部:約16kg紙幣部:約19kg | 硬貨部:約15.5kg紙幣部:約15kg棒金ドロワ:約7kg小型ドロワ:約7kgコイントレー:約4kg | 硬貨部:約17kg(標準タイプ)、約19kg(電磁ロック機能・自動再計数機能タイプ)紙幣部:約14kg棒金収納機:約8kg | 要問い合わせ | 硬貨部:約22kg紙幣部:約19kg ※電源部を除く 電源部:約1.5kg | 約35kg以下(現金未装填) | 硬貨部:約22kg紙幣部:約13.5kg | 約35kg |
収納容量 | 硬貨部:1円・10円・100円 各約160枚、5円・50円 各約120枚、500円 約105枚紙幣部:千円 200枚、5千・2千円(選択式) 100枚、1万円 100枚、回収カセット 200枚、リジェクトボックス 20枚 | 硬貨部:1円・10円・100円 各約170枚、5円・50円 各約160枚、500円 約110枚紙幣部:千円 約250枚(流通券)、混合庫(2千円・5千円・1万円) 約100枚(流通券)、1万円(回収庫) 約220枚(流通券) | 硬貨部:1円・10円・100円 各170枚、5円・50円 各120枚、500円 105枚紙幣部:千円 300枚、5千円・1万円 100枚棒金部:1円・10円・100円 4本(VT-50-B3)/8本(VT-70-B3)、5円・50円・500円 2本 | 硬貨部:1円・10円・100円 各170枚、5円・50円 各120枚、500円 105枚紙幣部:千円 300枚、5千円・1万円 100枚、回収カセット 300枚 | 硬貨部:1円・10円・100円 各200枚、5円・50円 各120枚、500円 110枚紙幣部:千円 250枚、5千円・1万円 100枚、回収庫 200枚 | 硬貨部:1円・10円・100円 各約160枚、5円・50円 各約120枚、500円 約105枚紙幣部:千円 200枚、5千円・2千円(選択式) 100枚、1万円 100枚 | 硬貨部:1円・10円・100円 各160枚、5円・50円 各120枚、500円 105枚紙幣部:千円 250枚、5千円・1万円 100枚 | 硬貨部(還流):1円・5円 各約400枚、10円 約320枚、50円 約380枚、100円 約350枚、500円 約220枚紙幣部(非還流):千円 約200枚 | 硬貨部:1円・10円・100円 各160枚、5円・50円 各120枚、500円 105枚紙幣部:千円 250枚 |
処理速度 | 硬貨部:入金 約6枚/秒、出金 [一括出金時]約2.7秒/1取引(999円最小構成枚数)紙幣部:入金 約2.5枚/秒、出金 約2.7秒/取引(9,000円最小構成枚数) | 硬貨部:入金 約6枚/秒、出金 約3秒/1取引(999円最小構成枚数)紙幣部:入金 約4枚/秒、出金 約2.7秒/1取引(9000円最小構成枚数) | 硬貨部:入金 約6枚/秒、出金 約1.6秒以内(999円)紙幣部:入金 約3枚/秒、出金 約3枚/秒 | 要問い合わせ | 硬貨部:入金 約6枚/秒、出金 約1秒(999円)紙幣部:入金 約4枚/秒、出金 9000円/約2.4秒 | 硬貨部:入金 約6枚/秒、出金 [一括出金時]約2.7秒/1取引(999円最小構成枚数)紙幣部:入金 約2.5枚/秒、出金 約2.7秒/取引(9,000円最小構成枚数) | 硬貨部:入金 約6枚/秒、出金 約1秒/999円(15枚)紙幣部:入金 約4枚/秒、出金 約2.7秒/9,000円(5千×1、千×4) | 硬貨部:入金 約4枚/秒、出金 約3秒/999円(15枚)硬貨部:入金 約1枚/秒、出金 約2枚/秒 | 硬貨部:入金 約6枚/秒、出金 約1秒(999円)(最小枚数放出)紙幣部:入金 約4枚/秒、出金 9000円/約2.7秒 (最小枚数放出) |
消費電力 | [硬貨部・紙幣部接続時]定格140W、待機時20W、省電力時13W(50/60Hz)[硬貨部・紙幣部・包装硬貨管理機接続時] 定格140W、待機時22W、省電力時16W(50/60Hz) | 動作時(最大)約140W、待機時20W、省エネ時約6W | 動作時(最大)約117W、待機時22W、省エネ時18W | 要問い合わせ | 動作時(最大)160W以下・(平均)100W以下、待機時10W以下、省エネ時6W以下 | [硬貨部・紙幣部接続時] 定格140W(50/60W)、待機時20W | 動作時(最大値)170W・(平均値)75W、待機時37W、省エネモード時28W | 要問い合わせ | 動作時約200W以下、待機時約50W以下 |
保守・サポート体制 | 電話サポート、オンサイト保守 | 電話サポート | 電話サポート、全国駆け付けサポート | 電話サポート、全国駆け付けサポート | 電話・メール・専用Webサイトサポート、オンサイト保守 | 電話サポート | メールサポート | 電話サポート | 電話・メール・専用Webサイトサポート、オンサイト保守 |
今回あげた自動釣銭機はスペックに大きな差はなく、どれもトップレベルの性能を持つ製品です。サポートについても全国に拠点を持つメーカーが多く、トラブル時も迅速に対応できる体制が整えられています。
自動釣銭機の価格相場や導入費用をおさえる方法
自動釣銭機の価格相場は、本体価格が30~100万円、POSシステムや周辺機器・設置手数料を含めた導入費用の総額は100~150万円が相場になります。
以下がPOSレジを含めてまとめて新規導入した場合の費用内訳例になります。
自動釣銭機の導入価格内訳 | 価格相場 |
---|---|
自動釣銭機本体価格 | 30~100万円 |
年間保守契約費用 | 10万円~20万円 |
POSレジシステム初期費用 | 0円~10万円 |
その他の周辺機器費用(レシートプリンター、バーコードリーダーなど) | 10万円~20万円 |
設置、導入サポート費用 | 0円~5万円 |
総額 | 100万円~150万円 |
ご覧の通り、自動釣銭機はそれなりに高額な商品になります。
以下に紹介する導入費用を抑える方法についても参考にしてみてください。
自動釣銭機導入費用をおさえる方法①補助金を活用する
自動釣銭機の導入費用をおさえる方法として一番に挙げられるのが補助金の活用です。
以下は、人気のビジコムの自動釣銭機付きレジセットでIT導入補助金を活用した場合の価格例です。
ご覧の通り、200,000円とそこそこの金額が補助されます。メーカーによっては申請のサポートを行ってくれるので手間なく経費削減が可能です。ただし、補助金は必ず支給されるものではないのでその点はご注意ください。
自動釣銭機導入時に活用できる補助金は以下の通りです。
- IT導入補助金2023
- 業務改善助成金
- ものづくり補助金<一般型・グローバル展開型>
- 小規模事業者持続化補助金<一般型>
- 働き方改革推進支援助成金
それぞれの補助金について詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。

自動釣銭機導入費用をおさえる方法②リースを活用する
リースとは、希望する自動釣銭機をリース会社が代わりに購入し、月額料金を支払って賃貸する導入方法です。初期費用で全額支払う必要がなくなるので大幅に導入コストを抑えられます。
自動釣銭機のリースの場合は、5年契約の60回払い、月額料金20,000円~30,000円が相場になります。
購入した場合と違い、固定資産にならないので減価償却をする必要もなく管理コストの削減や節税にもつながります。
ただし、リースのデメリットとしては「途中解約ができない」「リース料金の総額は購入した場合より高くなる」といったことが挙げられます。
リースについて詳しくは下記の記事をご覧ください。

最近はリースと似た導入方法として「サブスク」が登場しています。リースと同じく月額支払いで自動釣銭機が導入できるだけでなく、途中解約も可能なメリットの多いプランです。(あまりに短期の解約は認められないのでご注意ください。)
人気のプランとして、スマレジ機器サブスクプランがあるので気になる方はチェックしてみてください。

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自動釣銭機導入費用をおさえる方法②レンタルを活用する
自動釣銭機のレンタルは、基本的に短期利用向けの導入方法です。短期のイベントや催事などで、購入するほどコストがかけられない場合におすすめです。
レンタルは、レンタル期間に応じて決められた金額を支払う導入方法です。価格相場は以下の通りです。
レンタル期間 | 1週間 | 2週間 | 3週間 | 4週間 |
価格相場 | 100,000円 | 120,000円 | 140,000円 | 160,000円 |
レンタルについて詳しくは下記の記事をご覧ください。

自動釣銭機導入の手順は?
自動釣銭機は製品を選べばすぐに使えるという訳ではく、いくつかの手順を踏む必要があります。メーカーや製品によって順番が前後する場合がありますが、導入までの流れを確認しておきましょう。
導入したい製品のスペックや機能・運用方法が、自身の希望とマッチするのかを確認していきます。
希望に合わせてオプションや機能を絞り込み、製品の仕様を確定していきます。仕様確定後は、
納期日を取り決め制作を進めてもらいましょう。
必要に応じて製品を設置するための環境を整えておきます。設置する際に周辺機器が邪魔にならないよう、
あらかじめスペースを広めに確保しておくと良いでしょう。
制作が完了した自動釣銭機が納品されたら設置・動作テストを行い、問題がないか確認していきます。
稼働前にスタッフ教育などを済ませたら、本稼働となります。
自動釣銭機導入後の運用方法や注意点は?
自動釣銭機の運用方法は、大きく分けると「フルセルフレジ」と「セミセルフレジ」に分けられます。また、セミセルフレジはさらに「釣銭優先運用」と「入金優先運用」に分類されるのです。それぞれ詳しく解説していきます。
フルセルフレジとは?運用時の注意点は?
フルセルフレジとは、購入したい商品のバーコードスキャンから会計までを顧客が行う方法です。フルセルフレジの主な流れは次のようになります。
- 普段通りかごに商品を入れてレジに行く
- かごに入れた商品のバーコードを全てスキャンで読み込んでいく
- 商品のスキャンが完了したら、合計金額が表示される
- 好みの支払い方法を選択する
- 選んだ方法で決済を済ませる
- レシート印刷がされたら決済完了
ここからは、フルセルフレジのメリット・デメリットを紹介します。
フルセルフレジのメリット
- 人件費の削減につながる
- 感染症対策になる
- レジの回転率を上げられる
フルセルフレジのデメリット
- 万引きや精算忘れリスクが生じる可能性がある
- 使用方法が分からない方へのサポートが必要
- 導入コストがかかる
フルセルフレジ運用時の注意点は?
フルセルフレジは複数台につきスタッフが1人でも運用ができるので、人件費削減に繋げられます。その分精算忘れや万引きのリスクが生じやすくなるので、管理体制の徹底は必須条件です。
また、操作方法が分からない顧客に対してはサポートをする必要があります。会計エラーが生じた際には、顧客からのクレームや製品の復旧業務に追われることになるでしょう。営業時間中は、自動釣銭機内部の現金に不足がないかをチェックしていく必要もあります。
セミセルフレジとは?運用時の注意点は?
セミセルフレジとは商品のスキャンはレジスタッフが行い、会計は顧客が専用機器で済ませる方法です。自動釣銭機には2つの運用方法がありますが、セミセルフレジとして使われるのは、入金優先運用です。
ここからは、自動釣銭機を使った運用方法をそれぞれ解説します。
釣銭優先運用
- 普段通りかごに商品を入れてレジに行く
- かごに入れた商品をレジスタッフがスキャンする
- 商品のスキャンが完了したら、合計金額が表示される
- 顧客が現金を支払う
- レジスタッフが預かった金額を機械に入力する
- 排出された釣銭を顧客に渡す
- 全ての会計が済んでから預り金を機械に投入する
釣銭優先運用のメリット
- 現金投入の手間が省けるので、レジの回転率を向上できる
- 釣銭補充がスムーズに行える
- 顧客の待ち時間を削減できる
釣銭優先運用のデメリット
- 預り金の登録ミスが生じるリスクがある
- レジ締め時の違算につながる恐れがある
- 衛生管理がしにくい
入金優先運用
- 普段通りかごに商品を入れてレジに行く
- かごに入れた商品をレジスタッフがスキャンする
- 商品のスキャンが完了したら、合計金額が表示される
- 金額を顧客が精算機に設置されている自動釣銭機に入金する
- 機械が自動計算し、釣銭が排出される
- 顧客が釣銭を受け取り会計完了
入金優先運用でのメリット
- セミセルフレジとしての運用が可能
- 直接金銭のやり取りがないので衛生的
- 投入された金額が自動計算されるので、違算が生じにくい
入金優先運用でのデメリット
- 釣銭優先運用と比べると処理スピードが遅い
- 顧客を待たせる可能性がある
- 操作に慣れない顧客へのサポートが必要
セミセルフレジ運用時の注意点は?
セミセルフレジもフルセルフレジと同様、操作が慣れない顧客へのサポートが必要です。また、払い忘れや他の顧客の分を払ってしまうケースもあります。機械の詰まりもよくあるトラブルといえるでしょう。
レジの回転率が悪くなると、顧客同士のトラブルやクレームにも発展しやすくなります。いずれにせよ顧客の様子を管理している体制作りが必要です。
自動釣銭機に関するQ&A
以下は、自動釣銭機に関するよくある質問をまとめました。
- そもそも自動釣銭機とは何ですか?
-
APOSレジと連携し、現金の入出金や計算を自動で行ってくれる機械です。現金の取扱いを正確・スピーディに行ってくれるため、効率的に業務を進められる点が特徴です。レジの回転率向上が期待できるので、顧客満足度も上げられるでしょう。
自動釣銭機はセキュリティ面も強化されており、金庫のような役割を兼ねることもできます。現金管理や会計業務の両面から見て、非常に強い味方です。
- Q 自動釣銭機導入のメリット・デメリットをおしえてください。
-
自動釣銭機のメリットとデメリットは以下の通りです。
自動釣銭機のメリット
- 現金授受のトラブルを防止できる
- レジの回転率向上が期待できる
- 人件費削減に繋がる
- 感染症対策になる
- 従業員の不正行為を防止できる
自動釣銭機のデメリット
- 初期費用が高額
- ある程度のスペースがないと設置ができない
- 操作に慣れない顧客をサポートする必要がある
- エラーが発生するリスクがある
- 自動釣銭機導入にPOSレジは必須ですか?
-
自動釣銭機は、あくまでも商品の合計金額と預り金の差異を自動計算してお釣りを排出する機器です。自動釣銭機自体には商品の合計金額を表示する機能はないので、POSレジとの連携は必須となります
- 自動釣銭機の減価償却期間はどれくらいですか?
-
減価償却期間は国税庁が定める法定耐用年数に沿って決められます。それによると、自動釣銭機はPOSレジと同じ「事務機器、通信機器」に含まれ耐用年数は5年です。従って減価償却期間も5年となります。
参考:国税庁 耐用年数表
あわせて読みたい自動精算機・自動釣銭機の耐用年数|導入方法別の減価償却期間まで 昨今の新型コロナウイルス感染症拡大により、多くの店舗や施設で自動精算機の導入が進んでいます。感染症予防だけでなく、業務効率の向上が目的で導入を検討している方… - 自動釣銭機導入に補助金は使えますか?
-
自動釣銭機導入時に申請できる補助金・助成金は非常に多いです。以下でそれぞれ解説していきます。
IT導入補助金(通常型(A・B型類型)・デジタル基盤導入類型)
中小企業や小規模事業者などが、自社の課題やニーズに合ったITツールを導入する際に経費の一部が補助されます。それにより、得られる業務効率化や売上アップが目的です。
通常型(A・B型類型)は、ソフトウエア・1年間のクラウド利用費・導入関連費が補助対象です。
A類型 B類型 補助額 30万~150万円未満 150万〜450万円以下 補助率 1/2以内 150万〜450万円以下 デジタル基盤導入類型は、ソフトウエアの他にハードウエアの購入費用も補助対象になります。
補助額 5万~50万円以下※第19次締切回(最終回)に限り下限額なし 50万超~350万円 補助率 3/4以内 2/3以内 参考: IT導入補助金
ものづくり補助金
中小企業らが今後複数年にわたり直面する制度変更に対応するための設備投資を支援する補助金です。
参考:ものづくり補助金
働き方改革推進支援助成金
生産性を高めながら、労働時間の縮減などに取り組む中小企業を支援する事業主団体に対して支払う助成金です。中小企業などで設定されている労働時間の改善促進を目的としています。
参考:労働時間等の設定の改善
事業再構築補助金
中小企業などがポストコロナ・ウィズコロナ時代に対応するための事業再構築を支援する補助金です。日本経済の構造転換を促すことを目的としています。
通常枠 大規模賃金引上枠 回復・再生応援枠 最低賃金枠 グリーン成長枠 緊急対策枠 通常枠 大規模賃金引上枠 回復・再生応援枠 最低賃金枠 グリーン成長枠 緊急対策枠 補助額 中小企業者等、中堅企業等ともに従業員数20人以下:100万円~2,000万円従業員数21~50人:100万円~4,000万円従業員数51~100人:100万円~6,000万円従業員数101人以上:100万円~8,000万円 中小企業者等、中堅企業等ともに従業員数101人以上:8,000万円超~1億円 中小企業者等、中堅企業等ともに従業員数5人以下:100万円 ~500万円従業員数6~20人:100万円~1,000万円従業員数21人以上:100万円~1,500万円 中小企業者等、中堅企業等ともに従業員数5人以下:100万円~500万円従業員数6~20人:100万円~1,000万円従業員数21人以上:100万円~1,500万円 中小企業者等:100万円~1億円中堅企業等:100万円~1.5億円 中小企業等、中堅企業等ともに従業員5人以下:100万円~1,000万円従業員6~20人:100万円~2,000万円従業員21~50人:100万円~3,000万円従業員51人以上:100万円~4,000万円 補助率 中小企業者等2/3(6,000万円を超える部分は1/2)中堅企業等1/2(4,000万円を超える部分は1/3) 中小企業者等2/3(6,000万円を超える部分は1/2)中堅企業等1/2(4,000万円を超える部分は1/3) 中小企業者等3/4中堅企業等2/3 中小企業者等3/4 中堅企業等2/3 中小企業者等1/2 中堅企業等1/3 中小企業等3/4 中堅企業等⅔※それぞれ条件あり 参考:事業再構築補助金
業務改善助成金
中小企業などの生産性向上を支援し、事業所内最低賃金の引き上げを目的としています。生産性向上のための設備投資などにかかった費用の一部が補助対象です。
参考:[2]業務改善助成金
小規模事業者持続化補助金
小規模事業者などが、今後複数年にわたり直面する制度変更に対応するための取り組みを支援する補助金です。地域の雇用や産業を支える小規模事業者の生産性向上と、持続的発展を図ることを目的としています。
通常枠 賃金引上げ枠 卒業枠 後継者支援枠 創業枠 インボイス枠 補助上限額 50万円 200万円 100万円 補助率 2/3 2/3(赤字事業者については3/4) 2/3 参考:小規模事業者持続化補助金
あわせて読みたい自動釣銭機・自動精算機導入に使える補助金一覧|申請方法や注意点まで 業務効率化の一環として、自動釣銭機や自動精算機を導入する店舗・施設が増えています。しかし、自動釣銭機や自動精算機の費用がネックとなり、導入を躊躇している方も…- 自動釣銭機の価格はどれくらいですか?どれくらいですか?
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自動釣銭機単体の価格は、メーカーにより異なりますが、30万〜100万程になります。しかし、前述した通り自動釣銭機は単体での利用はできません。POSレジ本体やシステム利用料・保守管理費や周辺機器を合わせると導入費用は100万〜150万円が相場です。
あわせて読みたい自動釣銭機の価格・費用は?人気製品の価格比較&ランキング 現金の入出金を自動的に行ってくれる「自動釣銭機」。導入することで、業務効率を大幅に向上させ、顧客満足度の向上が期待できます。 飲食店や小売業、クリニックなど幅… - 自動釣銭機をうまく活用するための注意点をおしえてください。
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自動釣銭機はセルフレジとして導入することで、スタッフの業務効率化に繋げることができます。しかし、操作に慣れない顧客は一定数いるためサポート体制を整えておく必要があるのです。
サポートがうまくいかない場合、レジの回転率が悪くなってしまいます。顧客同士のトラブルやクレームにも繋がりかねないので、注意が必要です。会計時に金銭が詰まってしまうといったケースもよくあります。
金銭詰まりのトラブルについては、性能の良い機器を導入することである程度回避できます。そのような製品の場合、金銭詰まりが起きてしまってもすぐに復旧できるよう対策も講じられているのです。
トラブル回避なども含め、あらゆる事態を想定したうえでの製品選びは非常に重要になります。
自動釣銭機ランキングの根拠/算定基準
料金コスパランキングの算定基準
・料金コスパランキング:コスパ最強の自動釣銭機は?おすすめ製品を紹介
機能やスペックに対する費用を比較し、独自採点しランキングしています。比較費用は導入時にかかる初期費用と、月額利用料などランニングコストです。
性能ランキングの算定基準
・性能ランキング:性能の良い製品を選びたいならこれがおすすめ!拡張性の高さにも注目
標準搭載している機能やスペック・オプション機能による拡張性を比較し製品ごとに数値化しています。
使いやすさランキングの算定基準
・つかいやすさランキング:初心者にこそ使ってほしい!本当に使いやすい製品一覧
初めて自動釣銭機を導入する店舗や顧客でも直感的に操作ができる点を製品別に分析し独自採点しています。
サポート力ランキングの算定基準
・サポート力ランキング:手厚いサポートが欲しい方向け|メーカーごとのサポート力を比較
メーカーごとに行っているサポート内容や設置されている拠点数を比較しています。サポート対応時間も比較ポイントです。