発売から25年の歴史があり、販売台数2万台以上を誇る人気のPCPOSレジ「BCPOS」。
BCPOSの導入を検討するにあたり、「実際に買った人からの評判はどうなのか」「本当にベストな選択なのか」といった疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
本記事では、そういった疑問にお答えできるように「BCPOSの評判・口コミの紹介」「他社製品との比較」を通して、BCPOSの本当のおすすめ度を解説していきます。
本記事では、BCPOSについて詳しく解説しています。他のPOSレジも含めて検討したい方は以下の記事をご覧ください。POSレジ50製品以上を比較して、厳選したPOSレジをおすすめランキング形式で紹介しています。

BCPOSとは

株式会社ビジコムが販売する「BCPOS」は、発売から25年の歴史があり、小売店や飲食店などさまざまな業種・業態で使用できるPOSレジです。ハードウェアのバリエーションが多くパソコンPOSレジ、タブレットPOSレジどちらの導入形態も選択可能です。
なお、2022年12月にバージョンアップされ、インボイス制度に対応した機能が強化されています。
これまでの導入実績は2万台以上となっており、低価格かつ多機能なPOSレジがBCPOSです。
ECサイトとの在庫連動やアプリ会員証などにも対応しているので、今後さらに導入数が増えていくでしょう。
おすすめ度 | 4.0 |
導入数 | 22,000台以上 |
初期費用 | 398,000円 【以下、内訳】 ・POSセット(黒)ハード一式:224,000円 ・POSソフトパッケージ ベーシックプラン:30,000円 ・BCPOSハードウェア保守:18,000円 ・導入設置費:75,000円 |
月額利用料 | 【月額プラン】 ・BCPOSベーシックプラン(基本システム):月額5,000円 ・BCPOSスタンダードプラン(基本システム+オプション×1):月額10,000円 ・BCPOSダブルプラン(基本システム+オプション×2):月額13,500円 ・BCPOSトリプルプラン(基本システム+オプション×3):月額16,000円 ・BCPOS追加オプション(3つ以上のオプションを追加する場合1オプションにつき):+月額4,000円 【1年パックプラン】 ・BCPOSベーシックプラン(基本システム):年額54,000円 ・BCPOSスタンダードプラン(基本システム+オプション×1):年額108,000円 ・BCPOSダブルプラン(基本システム+オプション×2):年額145,800円 ・BCPOSトリプルプラン(基本システム+オプション×3):172,800円 ・BCPOS追加オプション(3つ以上のオプションを追加する場合1オプションにつき):+43,200円 【買取パックプラン】 ・BCPOSベーシックプラン(基本システム):270,000円 ・BCPOSスタンダードプラン(基本システム+オプション×1):540,000円 ・BCPOSダブルプラン(基本システム+オプション×2):729,000円 ・BCPOSトリプルプラン(基本システム+オプション×3):864,000円 ・BCPOS追加オプション(3つ以上のオプションを追加する場合1オプションにつき):216,000円 |
機能の豊富さ | 4.7 |
使いやすさ | 3.7 |
サポート | 電話サポート:平日10時~18時 有料電話サポート:365日10時~22時(月額3,800円・年額33,600円) ソフトウェア保守 :15,000円/1台・2台目以降+5,000円) 出張パソコン設置・入れ替えサービス:40,000円~/1台(2台目以降+10,000円) ビジコム出張トラブル対応:25,000円~/1台 など |
メーカー名 | 株式会社ビジコム |
BCPOSの評価ポイント・メリット
BCPOSは、あらゆる業種で使用されており、合計22,000台以上の導入実績があります。
ここでは、BCPOSの評価ポイント・メリットを解説していくので、導入を検討する際の参考にしてください。
①機能が豊富&月額5,000円~と低価格!
BCPOSは、月額5,000円から使用でき、低価格ながら、あらゆる業種に対応した幅広い機能が活用可能です。
標準搭載されている機能としては、商品管理や在庫管理機能が備わっており、オプション機能では、EC在庫連動やクラウド店舗本部管理システムなど、さまざまな機能を追加できます。
②ハードウェアのバリエーションが多い!
一般的なPOSレジは通常、タブレットPOSレジならタブレット端末、PCPOSレジならPC端末と、利用可能なハードウェアが指定となっている場合が多いですが、BCPOSは端末を自由に選べます。また、周辺機器のバリエーションも豊富です。
BCPOSのハードウェアセットおよび周辺機器は以下のようなものがあります。
価格:224,000円~
タッチパネルPC、セカンドディスプレイ (7インチ or 9.7インチタッチパネル)、レシートプリンター、バーコードリーダー、キャッシュドロア

価格:280,000円
Seav-15fII セット(タッチパネルPC、セカンドディスプレイ (7インチ or 9.7インチタッチパネル)、レシートプリンター、バーコードリーダー、キャッシュドロア

価格:198,000円
WindowsタブレットPC、専用カバー、専用ドッグ、レシートプリンター、バーコードリーダー、キャッシュドロア

また、必要に応じて、キャッシュレス決済端末や自動釣銭機などと連携できます。
③自動釣銭機導入が安い!
一般的に、自動釣銭機の導入には110万円~150万円程度かかりますが、ビジコムの場合、機器によっては100万円未満で導入可能です。また、自動釣銭機は以下の3つのバリエーションから選べます。
- 富士電機(ECS-777)
- グローリー(300シリーズ)
- グローリー(380シリーズ)
BCPOSの良い評判/悪い評判
ここでは、BCPOSの良い評判・悪い評判をそれぞれ紹介していきます。
BCPOSの良い評判・口コミ
まずは、BCPOSの良い評判・口コミを紹介していきます。
免税手続きが簡単・操作もシンプル

「操作性が優れているからこそ、会計業務がスムーズに行えるようになります」
来店の動機づけに

「集客率アップが期待できる機能は、店舗にとってありがたいでしょう」
課題を解決できる

「多機能だからこそ、あらゆる業種の課題を解決できるのはBCPOSの大きな特徴でしょう」
毎月DMが送れるように

「店舗において顧客管理は必須なので、顧客情報のデータ化は非常に重要です」
会計・集計業務の短縮

「自動釣銭機を利用することで正確な会計・集計業務の短縮につながり、金銭の管理もしっかりと行えます」
感染予防対策にもなる

「自動釣銭機との連携によって、会計業務が性格かつスムーズになるだけではなく、新型コロナウイルスの感染予防対策にもなります」
業務効率向上

「役所のような業務量が多いところでも、自動釣銭機との連携によって業務効率化を図れます」
投資対効果が高い

「導入コストが高い上、使いやすいのでコスパが非常に高いです」
導入後のサポートの安心感

「導入後は何かと疑問点やトラブルなどが起きがちですが、導入後もしっかりとサポートしてもらえれば安心です」
電話やリモートでのサポート対応

「トラブルが起きても電話やリモートで迅速に対応してもらえるので、安心して運用できるでしょう」
口コミの出展・引用①:「BCPOS導入事例」株式会社ビジコム公式サイト
口コミの出展・引用②:「BCPOSの評判・口コミ」BOXIL
BCPOSの悪い評判・口コミ・デメリット
次に、BCPOSの悪い評判・口コミ・デメリットを紹介していきます
フォローが少し弱い

「メンテナンス面のフォロー体制に関しては、事前に確認しておくといいでしょう」
口コミの出展・引用①:「BCPOS導入事例」株式会社ビジコム公式サイト
口コミの出展・引用②:「BCPOSの評判・口コミ」BOXIL
BCPOSを他の人気POSレジと比較してみた
ここまでの解説で、BCPOSのメリットをある程度理解できたかと思います。
下記の表では、BCPOSを他の人気POSレジである「スマレジ」「エアレジ」と比較していますので参考にしてください。
総合力の比較
まずは3社の総合力を比較していきます。
エアレジ | スマレジ | BCPOS | |
---|---|---|---|
総合評価 | 4.8 | 5 | 4.0 |
導入数 | 663,000アカウント | アクティブ店舗数38,000店舗以上 | 22,000台以上 |
初期費用 | 0円~ | 0円~ | 要問合せ |
月額料金 | 0円 | 0円~ | 5,000円~20,000円 |
キャンペーン | キャッシュレス導入0円キャンペーン:Airペイ利用開始で初期費用0円 | スマレジ・PPAYGATE:プリンター端末代30,800円→0円、手数料引き下げ | 現在実施されているキャンペーンはありません |
機能の豊富さ | 4 | 5 | 4.7 |
使いやすさの評価 | 4.7 | 4.8 | 3.7 |
キャッシュレス対応 | 〇 | 〇 | 〇 |
周辺機器ラインナップ | レシートプリンターキャッシュドロアバーコードリーダー自動釣銭機 | レシートプリンターキャッシュドロアバーコードリーダー自動釣銭機 | キャッシュレス決済端末自動釣銭機バーコードリーダーレシートプリンターセカンドディスプレイキャッシュドロアハンディターミナル |
外部連携ツール数 | 7 | 62 | 33 |
保守・サポート体制 | メール、チャット | メール・電話サポート | メール・電話・駆けつけサポート |
機能比較
つづいて、機能を〇×形式で比較していきます。
エアレジ | スマレジ | BCPOS | |
---|---|---|---|
レジ販売 | 〇 | 〇 | 〇 |
売上分析 | 〇 | 〇 | 〇 |
在庫管理 | 〇 | 〇 | 〇 |
顧客管理 | 〇 | 〇 | 〇 |
予約管理 | 〇 | 〇 | 〇 |
ポイントカード | 〇 | 〇 | 〇 |
モバイルオーダー | 〇 | 〇 | 〇 |
軽減税率対応 | 〇 | 〇 | 〇 |
免税対応 | 〇 | 〇 | 〇 |
インボイス対応 | 〇 | 〇 | 〇 |
キャッシュレス対応 | 〇 | 〇 | 〇 |
複数店舗管理 | 〇 | 〇 | 〇 |
ECサイト連携 | × | 〇 | 〇 |
予算管理 | × | 〇 | 〇 |
外部連携 | 〇 | 〇 | 〇 |
ERP・CRM | 〇 | 〇 | 〇 |
練習(トレーニング) | 〇 | 〇 | 〇 |
オフライン対応 | 〇 | 〇 | × |
電子カルテのデータ連携 | × | 〇 | × |
薬局レセコン | × | 〇 | 〇 |
ハンディ | 〇 | 〇 | 〇 |
セルフレジ | 〇 | 〇 | 〇 |
BCPOSの機能は、他の人気POSレジと比較しても遜色がなく、非常にオススメです。ただし少なからずデメリットとなる部分もあるので、次からは、そのあたりについて解説していきます。
比較してわかったBCPOSのデメリット
ここでは、他の人気POSレジと比較して分かったBCPOSのデメリットを解説していきます。
POS画面(UI)のデザインが古く、直感的な操作がしにくい
BCPOSは、他の最新型POSレジと比べるとUIが古く、特に若いスタッフは使いにくさを感じるかもしれません。
操作性は非常に重要であり、操作がしにくいと使い慣れるまで時間がかかってしまいます。BCPOS以外の人気POSレジのUIも確認し、操作性を確かめた上で導入するようにしましょう。
とにかく低価格で導入したい店舗にとってベストチョイスではない
BCPOSは、月額5,000円から利用でき、初期費用に関してはハードウェアが一通り揃ったセットが最低でも19万円かかります。
機能が豊富な点や、他の多くのPOSレジに比べると確かにお得です。ただし、機能はそこまで多くなくていい、周辺機器も最低限でいいのであれば、スマレジ無料プランやエアレジ、本記事では紹介していませんがSquareなど、月額無料・導入費用5万円~10万円のものもあります。
予算や必要な機能を整理した上で、導入を検討するようにしましょう。


BCPOS導入の流れとサポート内容について
ここでは、BCPOS導入の流れとサポート内容について解説していきます。
まずは、資料請求やお問い合わせを行い、担当者から詳細を聞くようにしましょう。
BCPOSを利用すると決めたら、ハードウェアの選択をして契約します。
ハードウェアが手元に届いたら初期設定を行い、商品登録をします。
導入サポートもメーカー依頼可能です。
準備が整ったら実際に店舗で使い始めます。
BCPOSのサポート体制
BCPOSを月額・年額で契約した場合は、常に最新バージョンを無料で使用可能です。買取の場合は、有償でのバージョンアップとなります。
通常の電話サポートは無料で、平日10時~18時まで対応してもらうことが可能です。有償のサポートプラスの場合は365日10時~22時まで、サポートワイドであれば365日8時~22時対応してもらえます。
ハードウェア保守については、365日9時~20時55分まで対応しており、月額契約の他、4年パック・5年パックから選択することが可能です。
BCPOSのキャンペーン情報
現在、BCPOSで実施されているキャンペーンはありません。
BCPOSに関するよくある質問
ここでは、BCPOSに関するよくある質問に回答していきます。
BCPOSのメリット・デメリットをおしえてください。
BCPOSのメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット
- 多機能
- 低価格
- ハードウェアのバリエーションが多い
- 自動釣銭機をお得に導入できる
- 月額年額契約の場合常に最新のソフトウェアを使用できる など
デメリット
- UIのデザインが古い
- 直感的な操作がしにくい
- 低価格とはいえ最低限のコストはかかる
BCPOS導入が向いている業種はなんですか?
飲食業・小売業・サービス業・医療機関など、ほぼすべての業種で利用可能です。BCPOS は、以下の業種での導入実績があります。
- 地方自治体・地方公共団体
- 医療機関・調剤薬局
- ドラッグストア
- アパレル店
- 小売・専門店
- 農産物直売所
- 免税店
- 文房具店
- リサイクル店
- スポーツ用品店
- 旅館・ホテル
- 飲食店
- サロン・理容室 など
デモ利用は可能ですか??
東京・名古屋・大阪・福岡・山口にあるショールームで、操作感やシステム内容を体感する事が可能です。また、事前に予約をしておくと、スタッフによるデモを実施してもらうえます。
BCPOSを契約してから導入までの期間はどれくらいですか?
契約後、1か月程度で本稼働させることができます。
BCPOS導入に補助金は使える?
IT導入補助金や小規模事業者持続化補助金などを活用できます。
たとえば、IT導入補助金を活用した場合、POSソフト「BCPOS」270,000円とPOS
ハードセット224,000円で合計494,000円の導入費用が、実質負担額を179,500円に抑えることが可能です。
メーカーの企業情報
会社名 | 株式会社ビジコム |
設立年月 | 昭和61年3月 |
本社所在地 | 東京都文京区関口1-20-10 住友不動産江戸川橋駅前ビル 8F |
資本金 | 7000万円 |
事業内容 | POSソリューション・クラウド連動POSシステム(パソコン・Windowsタブレット)・POSレジSeavシリーズ ・WEB POSシステム ・ハンディターミナル型POSシステム 本部管理ソリューション・クラウド型店舗本部管理システム ・クラウド型農産物直売所管理システム インバウンドソリューション・免税書類作成システム ・ホテル旅館向けパスポートデータ保存システム 集客プロモーション・プッシュ通知ソリューション ・スマホde会員証ソリューション・コンシューマー向けスマホde会員証 ・店舗、商品連動型コンシューマー向け家計簿 ・コンシューマー向け店舗検索サイト 店舗システム・卸・販売・店舗用品企画製造 ・POSハード機器&周辺機器販売 ・eコマースサイト運営 BUSICOMハードウェア 保守・コンサルティングサービス |
まとめ
BCPOSは非常に高機能かつ、低コストで導入できるPOSレジです。ただし、少なからず費用は発生します。 そこまで多くの機能を必要としない場合は、無料で利用できる POS レジもあるので、そちらの方がコストを抑えることが可能です。
BCPOSを導入する際は、今回の記事の内容を参考にしてみてください。