30,000以上の導入実績がある人気のタブレットPOSレジ「ユビレジ」。
ユビレジの導入を検討するにあたり、「実際の評判はどうなのか」「本当に最適な選択なのか」といった疑問をお持ちで者ないでしょうか。
本記事では、そういった疑問にお応えすべく「ユビレジの評判・口コミ紹介」「他の人気製品との徹底比較」を通して、ユビレジの本当のおすすめ度やメリット・デメリットを解説していきます。
POSレジをどれにしようか悩まれている方は、ぜひ参考にしてみてください。
本記事では、ユビレジについて詳しく解説しています。他のPOSレジも含めて検討したい方は以下の記事をご覧ください。POSレジ50製品以上を比較して、厳選したPOSレジをおすすめランキング形式で紹介しています。

ユビレジとは

ユビレジはタブレットPOSレジのパイオニアとして、さまざまな業種・業態に対応できるPOSレジを提供しています。飲食店・小売店・サービス業に特化した機能を備えており、業種・規模問わず導入されているPOSレジです。
誰もがカンタンに使えることにこだわられた設計で、使いやすさが大きな特長です。
30,000件以上の店舗で利用されており、継続利用率は99%と、顧客満足度が高いのがうかがえます。
また、使用するiPadはある程度古い機種でも、iPadOSが14以降であれば使用可能です。
おすすめ度 | 4.3 |
導入数 | 30,000以上 |
初期費用 | 95,700円~ |
月額利用料 | 1ヶ月お試しプラン:月額0円 プレミアムプラン:月額6,900円~ ユビレジハンディ(飲食店向け):月額1,500円~ ユビレジ在庫管理:月額4,500円~ リースプラン:要問合せ レンタルプラン:初期費用0円 電話サポートプレミアム:月2,000円※導入後2ヶ月間は無料 |
機能の豊富さ | 4.2 |
使いやすさ | 4.9 |
サポート | インターネット開通相談、店舗のLAN敷設作業、周辺機器の設置作業、利用方法の電話講習、商品情報データ化(プランによってサポート内容が異なる) メールサポート:平日10:00~17:00 標準電話サポート:平日10:00~18:00 電話サポートプレミアム:年中無休10:00~22:00 オンサイト保守:定額・スポット |
メーカー名 | 株式会社ユビレジ |
ユビレジの評価ポイント・メリット
ユビレジは、30,000以上の導入実績があり、非常に人気の高いPOSレジです。ここでは、なぜユビレジが人気なのかを解説していきます。
①低価格ながら、豊富な機能が利用可能
ユビレジは月額6,900円から、初期費用10万円弱(周辺機器購入費含む)からと、初期費用だけで50万円以上かかる製品もあるPOSレジの中では、低価格な製品です。
料金体系はベースとなる月額6,900円のプランに機能やサポートの必要性に応じて、オプションを付け加えていくようなイメージです。
- ユビレジハンディ(飲食店向け):月額1,500円~
- ユビレジ在庫管理:月額4,500円~
- リースプラン:要問合せ
- レンタルプラン:初期費用0円
- 電話サポートプレミアム:月2,000円※導入後2ヶ月間は無料
また、低価格でありながら機能が豊富で、幅広い業種で活用できます。たとえば、飲食業向けのハンディ・QRオーダー機能や、小売店向けの在庫管理機能などを利用することが可能です。

また、大規模店向けには、独自のカスタマイズも行っています。
②顧客管理 / CRM機能のレベルが他社製品より高い
ユビレジの顧客管理機能は、他社製品より優れており、性能が高いです。
ユビレジ for Salesforceというサービスを利用することで、顧客情報や会計情報をリアルタイムに管理できます。
そのため、店舗経営状況の把握、キャンペーンなどのマーケティングに利用することが可能です。上手く利用すれば、リピート率向上や売上増につなげることができます。
③多くのツールとシステム連携可能
キャッシュレス端末であれば、stera terminal・STORES 決済・Squareなどと連携でき、その他、会計ソフトや予約システムなど、さまざまな外部ツールと連携可能です。
売上・利益向上のための連携サービスを数多く用意しており、業種・業態・店舗数に合わせた機能も充実しています。
■ユビレジの連携サービス
経営管理、財務・税務システム | Fooding Journal(フーディングジャーナル)、Win-Board(ウィンボード)、ぴかいちナビ |
会計ソフト | freee(フリー)、マネーフォワード クラウド、弥生会計ラインアップ、TKC「FXシリーズ」 |
キャッシュレス決済 | 楽天ペイ、stera terminal(ステラターミナル)、StarPay、STORES 決済、Square、おてがるPay、食べログPay、オムニカード・ペイメント |
その他 | トレタ(予約システム)、スマートレシート(電子レシート)、CData API Driver(データ連携サービス)、スーパーデリバー、Safie POSジャーナル |
④導入〜導入後までサポートがしっかりしている
多くのタブレットPOSレジメーカーは、導入時の設置サポートを行っていません。しかし、ユビレジは商品登録に限らず、機器の設置やインターネット敷設のサポートまで行っています。

特に、商品登録は商品数が多い店舗の場合、POSレジ導入時にもっとも手間がかかる部分なので、そこをサポートしてもらえるのは助かるでしょう。
ユビレジの良い評判/悪い評判
ここでは、ユビレジの良い評判・悪い評判をそれぞれ紹介していきます。
ユビレジの良い評判・口コミ
まずは、ユビレジの良い評判・口コミを紹介していきます。
シンプルで使いやすい

「iPadがPOSレジになるので、感覚的に操作ができて教育コストの削減にもつながりますね」
「iPadがPOSレジになるので、感覚的に操作ができて教育コストの削減にもつながりますね」
利便性の高いシステム

「ユビレジはレンタルプランもあるので、短期での利用も可能です」
iphoneで簡単に注文を受けられる

「iPhoneで簡単にオーダーをとれるのは、飲食店にとって非常に便利でしょう」
複数店舗の管理が容易

「いつでもどこでも売上を確認できるのは、店舗にとって便利な機能でしょう」
要望が全て叶う

「拡張性が高いことで、利便性が向上するのでより使いやすくなりますね」
簡単に使いこなせる

「導入がスムーズに使いこなせることで、教育コストの削減につながります」
イメージが変わった

「iPadを使用するため、初期費用を抑えられるのは大きいでしょう」
他社と比較して

「初期費用を抑えられるのは、店舗にとって非常にメリットが大きいです」
サポートが充実

「導入の際は不安もあるでしょうが、しっかりとしたサポートがあることで安心して導入できます」
登録マニュアル

「分かりやすいマニュアルが用意されているのは、店舗としては非常にありがたいでしょう」
ユビレジの悪い評判・口コミ・デメリット
次に、ユビレジの悪い評判・口コミ・デメリットを紹介していきます
差別化が…
通信環境が悪いと

「通信環境によって、オペレーションに影響があるようです。店舗としては避けたいでしょう」
操作感が

「使いやすいと感じる方が多いですが、中には操作感が複雑だと感じる方もいるようです」
ユビレジを他の人気POSレジと比較してみた
ここでは、ユビレジを他の人気POSレジである「スマレジ」「エアレジ」「Square」と比較してみましたので、それぞれの違いを確認して、導入する際の参考にしてください。
【総合比較】ユビレジ×スマレジ×エアレジ×Square
まずは導入数や価格、キャンペーンなど総合的に比較していきます。
ユビレジ | スマレジ | エアレジ | Square | |
---|---|---|---|---|
総合評価 | 4.3 | 5 | 4.8 | 4.9 |
導入数 | 30,000店舗以上 | アクティブ店舗数38,000店舗以上 | 663,000アカウント以上 | 488,000店舗以上 |
初期費用 | 0円〜 | 0円〜 | 0円〜 | 0円〜 |
料金(月額) | お試しプラン:0円※1ヶ月限定 プレミアムプラン:6,900円 | スタンダードプラン:0円 プレミアムプラン:5,500円 プレミアムプラスプラン:8,800円 フードビジネスプラン:12,100円 リテールビジネスプラン:15,400円 | 0円 | 0円 |
キャンペーン | 特になし(2023年2月時点) | スマレジPAYGATE( プリンター内蔵 端末代30,800円→0円特典2:決済手数料3.24%→値下げ) | 特になし(2023年2月時点)※関連キャンペーンは、キャッシュレス導入0円キャンペーン | 特になし(2023年2月時点) |
機能の豊富さ | 4.2 | 5 | 4.0 | 4.0 |
使いやすさの評価 | 4.9 | 4.8 | 4.7 | 4.3 |
キャッシュレス対応 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
外部連携ツール数 | 12 | 62 | 7 | 20以上 |
保守・サポート体制 | ・メール・電話・訪問設置サポート・オンライン講習 | ・365日対応のコールセンター・問題解決のためのヘルプサイト・最短当日対応のメールサポート・無料電話相談・オンサイト保守 | ・チャット・メール・電話・Airレジ サービスカウンター | ・サポートチャットボット・電話・メール |
【機能比較】 ユビレジ×スマレジ×エアレジ×Square
続いて、機能の有無を〇×表で比較していきます。
ユビレジ | スマレジ | エアレジ | Square | |
---|---|---|---|---|
レジ販売 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
売上分析 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
在庫管理 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
顧客管理 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
スタッフ管理 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
予約管理 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
本部管理 | 〇 | 〇 | 〇 | × |
受注管理 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
ポイントカード | × | 〇 | 〇 | 〇 |
オーダーエントリー | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
セルフオーダー | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
モバイルオーダー | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
軽減税率対応 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
免税対応 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
インボイス対応 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
キャッシュレス対応 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
複数店舗管理 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
ECサイト連携 | 〇 | 〇 | × | 〇 |
予算管理 | 〇 | 〇 | × | 〇 |
外部連携 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
PL管理 | × | 〇 | × | × |
ERP・CRM | 〇 | 〇 | × | 〇 |
練習(トレーニング) | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
セルフレジ・券売機 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
クイックコマンド | × | 〇 | × | × |
オフライン対応 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
イベントカレンダー | × | 〇 | 〇 | 〇 |
商品別税設定 | × | 〇 | 〇 | 〇 |
電子カルテのデータ連携 | × | 〇 | × | × |
薬局レセコン | × | 〇 | × | × |
アラート通知機能 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
他の製品と比較してわかったユビレジのデメリット
ここでは、人気POSレジと比較して分かったユビレジのデメリットを解説していきます。
小規模店舗にとって、最適な製品ではない
ユビレジの月額利用料は6,900円ですが、スマレジ・エアレジ・Squareなど無料プランがあるレジと比較すると、価格設定が高めです。
小規模店舗に必要な機能で考えるとそれほど差がないので、小規模店舗の場合は、スマレジ・エアレジ・Squareから選んだほうがいいでしょう。
また、後々拡大を考えている店舗の場合、エアレジ・Squareより機能が充実しているユビレジの方が良いと考える場合がありますが、同じ有料版で考えると、スマレジ有料版が圧倒的に機能が充実しています。
拡大を考えている小規模店舗にとって、まずはスマレジの無料版でスタートして、拡大に合わせて有料版に切り替えていくのがおすすめです。
セルフレジ化など、一部できないことがある
一部の機能がないので導入後に後悔しないように、自分のニーズをはっきりさせておきましょう。
ユビレジで利用できないのは、以下のような機能です。
- 自動釣銭機連携(セルフレジ化できない)
- 薬局レセコン連携・医療機関の電子カルテ・レセプト連携
- セルフメディケーション税製品対応
など

ユビレジの導入方法と導入サポートメニューについて
ここでは、ユビレジの導入方法と導入サポートメニューについて詳しく解説していきます。
ユビレジホームページの「導入向けお問い合わせフォーム」から、問い合わせをします。その際に、具体的な金額や最適なプランを提案してもらうことが可能です。
必要な周辺機器を購入します。店舗の規模や業種・業態ごとに必要な機器は異なるので、そのあたりのことについても、問い合わせた際に聞いておくようにしましょう。
App StoreからiPadにユビレジアプリをインストールしましょう。問い合わせの際に作成したアカウント情報を入力してログインします。
iPadや周辺機器の設置をして、使用できる状態にしましょう
後述の導入サポートを申し込むことで、機器設置や初期設定などの依頼が可能です。
設置が完了したら、店舗で使い始められます。操作などに関して不明な点がある場合は、ユビレジヘルプを利用しましょう。必要に応じて電話サポートに加入すると、運用がスムーズになります。
店舗別の導入イメージ
店舗別の導入イメージは以下のようになります。
小規模店舗 | 飲食店 | 商品数の多い小売店 |
---|---|---|
1.「導入向けお問い合わせフォーム」から問い合わせ | 1.「導入向けお問い合わせフォーム」から問い合わせ | 1.「導入向けお問い合わせフォーム」から問い合わせ |
2.iPad・周辺機器を購入 | 2.iPad・周辺機器を購入 | 2.iPad・周辺機器を購入 |
3.iPadにユビレジアプリをインストール・ログイン | 3.iPadにユビレジアプリをインストール・ログイン | 3.iPadにユビレジアプリをインストール・ログイン |
4.機器を設置・導入 | 4.iPhoneにユビレジハンディアプリをインストール・ログイン | 4.iPhone・iPadにユビレジ在庫管理アプリをインストール・ログイン |
5.店舗で使用開始 | 5.機器を設置・導入 | 5.機器を設置・導入 |
6.店舗で使用開始 | 6.店舗で使用開始 |
導入サポートメニュー表
以下の表を挿入
ユビレジのキャンペーン情報
ユビレジ for Salesforce 新規導入時に連携初期費用が無料になります。
ユビレジに関するよくある質問
ここでは、ユビレジに関するよくある質問に回答していきます。
ユビレジのメリット・デメリットをおしえてください。
ユビレジには、以下のようなメリット・デメリットがあります。
メリット
- 幅広い業種・業態で使用できる
- さまざまな外部システムと連携できる
- iPadをPOSレジとして使用可能
- 省スペース化できる
- キャッシュレス決済サービスの選択肢が豊富
- 売上向上のための機能が豊富
デメリット
- 人によっては操作に慣れるまで時間がかかる
- 有料プランの価格設定が高め
- セルフレジ化できない
ユビレジ導入が向いている業種はなんですか?
飲食業、小売業、サービス業を中心に、ほぼすべての業種で利用可能です。
デモ利用は可能ですか??
アプリをダウンロードすることで、実際に使い勝手を試すことができます。ユビレジは無料で利用できるので、デモはありません。
ユビレジを契約してから導入までの期間はどれくらいですか?
最短即日導入が可能です。
ユビレジはAndroidでも使えますか?
ユビレジはAndroidでは使えません。
ユビレジ導入に補助金は使える?
IT導入補助金や小規模事業者持続化補助金などを活用できます。
メーカーの企業情報
会社名 | 株式会社ユビレジ |
設立年月 | 2009年9月 |
本社所在地 | 東京都渋谷区千駄ケ谷3丁目51-10 PORTAL POINT HARAJUKU 606号室 |
資本金 | 490,000,000円(2022年4月30日時点) |
事業内容 | iPadを活用したS・aaS型POSシステム「ユビレジ」の開発提供 |
まとめ
ユビレジは、低価格かつ高機能であり、さまざまなツール・システムと連携できるのが特徴です。
一方で、セルフレジ化できなかったり、医療機関のレセコンに連携できなかったりと、他社のPOSレジでできることが、できないというデメリットもあります。
事前に必要な機能を整理した上で、導入を検討するようにしましょう。その際は、今回の記事の内容を参考にしてみてください。